NTT東日本では、当社が所有する電柱・管路・とう道・マンホール(以下 電柱・管路等)の利用について、従来から使用予定がない場合には公平かつ内外無差別に電柱・管路等を提供してきましたが、更にご利用いただきやすい提供条件について検討してきた結果、昨年4月に公表した「電柱・管路等の利用申込み及び契約条件等について」(以下 標準実施要領)を見直すこととし、本日、電柱使用料の値下げ等を含めた標準実施要領の改訂版を公表するとともに、7月1日(月)から実施することといたします。
なお、今回の標準実施要領の改訂にあたっては、平成14年4月に改正された総務省の「公益事業者の電柱・管路等使用に関するガイドライン」(以下 ガイドライン)も反映した内容となっております。
1.概要
NTT東日本では、当社が所有する電柱・管路等の利用について、従来から相互接続に必要不可欠な区間(以下「義務的区間」)の提供条件を接続約款に定めるとともに、「義務的区間」以外の区間(以下「一般区間」)についても、NTT再編成前の平成11年3月26日に公表した「管路等の利用申込み及び契約条件等について」に基き、使用予定がない場合には公平かつ内外無差別に電柱・管路等を提供してきました。
平成13年4月に、総務省のガイドラインが施行されたことに伴い、従来から公表してきた内容について一層の充実を図り、新たにガイドラインに準拠した標準実施要領を同年4月に公表いたしましたが、更にご利用いただきやすい提供条件について検討してきた結果、電柱使用料の値下げと一束化料金の設定等を含めた標準実施要領の改訂を行うこととしました。なお、今回の改訂については、平成14年4月に改正された総務省のガイドラインに沿ったものとなっております。
これにより、NTT東日本の電柱・管路等の利用を要望するすべての電気通信事業者等による電柱・管路等のご利用が促進されるものと考えます。
2.標準実施要領の主な改正内容
(1)標準的な設備使用料 |
 | 電柱の設備使用料の算定にあたっては、突出し金物を取り付けることによりケーブル添架位置を確保することを可能としたことを考慮し、従来の電柱1本当たり線条1条毎に年額1,600円から年額1,200円に改正することとしました。
一束化*した場合は、電柱1本当たり線条1条毎に年額800円とします。
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一束化とは、複数の通信回線を一本に束ねて電柱に添架することをいいます。 |

なお、管路についても提供実績をもとにした標準的な設備使用料の価格帯を最新値として更新を行っております。
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(2)電柱における設置の条件等 |
 | 単独添架の箇所に空きが無い場合に、一束化方式による電柱の利用を可能とすることや、技術的条件等を見直しております。 |
(3)電柱・管路等のご利用に関する相談・申込み窓口 |
 | 電柱のご利用に関する相談・申込み窓口については、本年5月1日に各都道県単位に設置したNTT−ME○○(○○には、各都道県名が入ります。)へアウトソーシングすることとします。
なお、管路等のご利用に関する相談・申込み窓口については、変更はありません。
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3.実施時期
平成14年7月1日(月)から実施することとします。
4.その他
本日公表した標準実施要領については、当社の公式ホームページへも掲載を行います。
(URL:https://www.ntt-east.co.jp/info-st/conguide/kanro/index.html)
また、NTT東日本情報ステーション等において閲覧いただけます。 |