VI.ブロードバンド市場の開拓に向けた取組み

今後のNTTグループの発展を図るためには、従来の通信の分野に限らず、新たな事業ドメインの拡大が不可欠と考えており、ブロードバンド関連を中心とした新たなビジネス分野の開拓にグループ運営のメリットを活かしつつ積極的に取り組んでいきます。

(1) アクセス網の高速・広帯域化
〔固定系〕
光アクセス、DSLについては、財務状況を勘案しつつ、極力早期にサービスエリアを拡大
光アクセスサービス:「Bフレッツ」−県庁所在地級都市(2003年度目途)、概ね市制施行都市(2005年度目途)
DSLサービス:「フレッツADSL」−概ね全国(2002年度目途)
DSLサービスの普及促進等の観点から、アナログ電話にINSライトと同様の施設設置負担金が不要な制度を導入

〔移動系〕
モバイル・コンピューティングの高度化・高速化を実現するため、NTTドコモが世界に先駆けて2001年10月から次世代携帯電話サービス「FOMA」の本格提供を開始。
(2002年春には全国主要都市へ、2003年度末には人口カバー率97%にまで拡大予定)

(2)

コンテンツ流通市場の開拓
NTT-BBを初めとしたグループ各社が光・DSLアクセスや次世代携帯電話の魅力を最大限に活かしたブロードバンドコンテンツ流通サービスを提供


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