IV.地域網のオープン化

これまでの取り組み

 NTTの再編成や、徹底したネットワークのオープン化により、公正競争条件の整備については既に諸外国と遜色のない状況となっています。
別紙910


NTTの再編成
持株会社体制の下で東西地域会社、長距離会社を分離


ネットワークのオープン化
ダークファイバ(加入者系、中継系)提供(H12.12)
ドライカッパー、ラインシェアリング本格提供(H12.12)
優先接続(マイライン)制度導入(H13.5)
  (注)米国でも実施していない市内通話へも導入
電柱・管路等の更なるオープン化(H13.4)
専用線キャリアズレート提供(H13.2)
OSSの開放( DSL H12.12、光ファイバ H13.5、宛名情報 H11.2 、マイライン H13.1、番号情報データベース H13.7)
番号ポータビリティーの導入(H13.3) 等


接続料金への長期増分費用方式(LRIC)の導入(H12.4)
米国では市内通話のみで適用されているのに対し、日本では全通話に適用


今後の施策

NTT東西は今後ともネットワークのオープン化へ向けて最大限の努力をしていきます。


競争による市場活性化効果により成長が期待されるインターネット・光関連サービス分野については更なるネットワークのオープン化を実施していきます。【別紙11
[主な項目]
<DSL関連>
OSSの開放−個々のメタル回線のDSL適合状況のWEB等による開示 (H13.11以降順次)
ISDNからアナログ電話への同一電話番号での移行の実施(H14夏目途)
DSL申込時の営業面でのファイアーウォール措置拡充(現在他事業者と協議中)
<光ファイバー関連>
OSSの開放−光ファイバ設備の情報開示項目の追加(H13.9など) 、開示情報更新期間の短縮、利用申込み受付の電子化 (H13.11以降順次)
他事業者からの要望分を建設計画に加味(H14年度)
ネットワークの更なるアンバンドル(加入者光ファイバの任意区間アンバンドル、RTにおけるコロケーション)(個別要望ごとに対応)
<その他>
Lモードのオープン化(アクセスポイント・バックボーン等のオープン化)(他事業者の要望を踏まえ実施)
接続・コロケーションの実施状況及び電柱・管路の貸与実施状況の定期的公表(H13年度内目途)


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