NTT東日本およびNTT西日本は、電話機等からメールの送受信や情報検索等が可能なサービス「Lモード」について、本日、総務大臣に契約約款の認可申請および料金の届出等を行いました。
1.サービスの概要 |
| 「Lモード」は、加入電話およびINSネット契約者を対象に、Lモード対応の電話機・ファクス等からのメニュー操作により、「簡単・便利・安価」に「簡易メールの送受信」や「簡易HTMLで記述された情報の検索」が可能なサービスです。
サービスの契約者は、全国のICカード公衆電話機においてもサービスの利用が可能で、例えば外出先から留守中に自宅に届いたメールの確認等を行うこともできます。
提供を予定しているサービスや通信機器の概要は次のとおりです。
(1)メールサービス
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| | Lモードのメールサービスとして、加入電話契約者、INSネット契約者ともご利用になれる「Lメール」を提供します。 |
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Lモード同士だけでなく、パソコンや携帯電話などとも最大2000文字のメールのやりとりができます。 |
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メールアドレスは、「お客様の電話番号@pipopa.ne.jp」となります。
(電話番号の部分はお客様の希望されるメールアドレスに変更可能です。 ) |
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メールが到着したことを、電話機のランプやディスプレイ表示で確認できる、メール到着お知らせ機能や、メーリングリスト機能、迷惑メールおことわり機能、メール転送機能も利用できます。 |
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| | この他に、INSネット契約者で「UUIに対応したISDN用電話機」をご利用の方を対象とした「Sメール」をオプションサービスとして提供します。 |
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・ |
INSネットサービスのユーザ間情報通知(UUI)を使い、最大40文字のメールのやりとりができます。 |
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メールアドレスは、「お客様の電話番号@s.pipopa.ne.jp」となります。
(電話番号の部分はお客様の希望されるメールアドレスに変更可能です。 ) |
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Lメールと同様に、メール到着お知らせ機能、メール転送機能も利用できます。 |
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| | ※サービス利用イメージについては別紙1参照 |
| (2)情報検索サービス |
| | Lモードでは、「日々の生活(Living)に役立つ情報」、「地域(Local)に密着した情報」、「女性の方(Lady)に楽しんでいただける情報」等をジャンルに分け、メニュー操作で簡単に検索できるサービスを提供します。
メニューで検索できる情報を「メニューコンテンツ」と呼びますが、これらの情報は、コンテンツ提供者により、無料または有料(情報料は100円、200円、300円/番組・月)で提供されます。
また、メニュー検索の他、Lモード対応機器よりURLを直接入力し、インターネット上の「一般コンテンツ」を検索することも可能です。
※ジャンル一覧およびサービス利用イメージについては別紙2参照 |
| (3)通信機器 |
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Lモード対応機器はコードレスホンや、コードレスホン付きファクスが中心となります。価格については未定です。 |
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Lモード対応機器は、NTTブランドの他、各通信機器メーカからも発売予定です。 |
※Lモード対応機器イメージについては別紙3参照 |
2.Lモード利用者向けのサービス提供条件 |
| (1)提供地域 |
| | 全国(ただし、交換機の種類によっては、一部ご利用いただけない場合があります。) |
| (2)提供回線 |
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加入電話 |
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INSネット64 |
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INSネット64・ライト |
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INSネット1500 |
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| (3)契約単位 |
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加入電話は1契約者回線につき1番号1契約です。 |
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INSネットは、1契約者回線につき追加番号の契約があれば、番号数と同数の利用が可能です。この場合、メールアドレスは番号数と同数となります。 |
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| (4)提供料金 |
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<1> |
月額使用料
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+他社料金(ローミング等利用料、県間接続・ISP使用料) |
(内訳)
・NTT東日本・西日本利用料 |
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Lモード利用料 |
:210円 |
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メール蓄積通知機能利用料 |
: 20円*1 |
・他社料金 |
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ローミング等利用料 |
: 10円
<NTT西日本またはNTT東日本が料金設定> *2 |
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県間接続・ISP使用料 |
: 未定
<協定事業者料金設定> *3 |
*1: |
他事業者の方にも機能をアンバンドルして提供します。 |
*2: |
NTT東(西)日本のLモード契約者がNTT西(東)日本に接続されているコンテンツにアクセスするサービス等に係わる料金で、NTT西(東)日本が設定し、NTT東(西)日本がその債権を譲り受け、NTT東(西)日本料金と合わせて請求します。 |
*3: |
協定事業者からその債権をNTT東日本・西日本が譲り受け、当社料金と合わせて請求します。 |
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<2> |
通信料
最寄りのLモードアクセスポイントまでの通信料(ダイヤル通話料等*4 *5)が必要となります。
*4: |
サービス開始当初は、約8割のお客様が市内料金で利用可能です。
また、通信料は当社が提供している割引サービスの対象となる場合があります。 |
*5: |
Sメール利用の場合には、INSネットサービスにおけるユーザ間情報通知料(1信号0.4円)が適用され、1回のメール利用により2〜3円がかかります。 |
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<3> |
契約料、工事費
契約料、工事費とも無料です。 |
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| (5)ICカード公衆電話機での利用方法 |
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ICカード公衆電話機でLモード利用をするための「Lカード」が必要になります。「Lカード」はLモード1契約につき1枚発行します。 (Lカード発行代金:500円/枚) |
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「Lカード」は全国どこでも利用可能です。 |
・ |
最寄りのLモードアクセスポイントまでの通信料(公衆通話料)が必要となります。 |
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3.コンテンツ提供者向けのサービス提供条件 |
| (1)メニューコンテンツ提供契約 |
| | この契約をNTT東日本・西日本と結ぶことにより、Lモードのメニューリスト上でのコンテンツ提供が可能になります。 |
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<1> |
提供地域
全国 |
<2> |
契約単位(=サイト)
NTT東日本・西日本が指定する個別ジャンル毎 |
<3> |
Lモードゲートウェイとの接続形態
インターネット接続または、専用線接続(専用線接続については(2)参照)
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<4> |
メニューコンテンツ提供および選定の考え方 |
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・ |
メニューのカーソル操作で、サイト(または番組)を選択できるようにしており、画面の大きさや操作回数を考慮して、最大のサイト数は1000件程度を予定しています。 |
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・ |
基本的には、NTT東日本・西日本の指定するジャンルに対応したコンテンツについて契約のお申し込みをいただいた順に契約を行う予定です。 |
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・ |
ただし、消費者保護の観点から、公の秩序や善良の風俗に反するコンテンツを除くための倫理審査を実施する予定です。倫理審査にあたっては、公平な運用ができるよう、社外の第三者機関への委託を実施します。 |
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・ |
メニューコンテンツの提供開始後も、アクセス実績や市場調査により把握したユーザ要望に基づき、登録順の見直しや入れ替えを定期的に実施するとともに、定期的な倫理審査も実施する予定です。 |
<5> |
提供料金 |
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・ |
月額使用料、工事費とも無料です。 |
<6> |
情報料回収代行契約(オプション) |
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・ |
メニューコンテンツ提供契約を結ぶことにより、有料情報の提供が可能となり、NTT東日本・西日本がその情報料を回収代行します。なお、情報料は番組毎に設定可能です。 |
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・ |
サイト当たり月額5,000円(NTT東日本・西日本合計)の利用料、情報料の9%の手数料、工事費として2,000円が必要です。 |
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| (2)専用線接続契約 |
| | この契約をNTT東日本・西日本と結ぶことにより、NTT東日本・西日本のLモードゲートウェイに専用線を接続し、コンテンツを提供することが可能になります。 |
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<1> |
提供地域
全国 |
<2> |
提供対象
メニューコンテンツ提供事業者、および一般コンテンツ提供事業者 |
<3> |
契約単位
サイト単位で個別契約 |
<4> |
Lモードゲートウェイとの接続形態
HSD(64kb/s、128kb/s、1.5Mb/s)またはディジタルアクセス64・128・1500による接続(NTT東日本・西日本の専用線の場合)
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<5> |
提供料金(Lモードゲートウェイ接続料)
※ |
Lモードゲートウェイまでの専用線費用は、コンテンツ提供者が負担 |
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4.サービス提供開始時期 |
| 認可後、準備が整い次第サービスを開始します。
なお、申込み方法、サービス開始日につきましては、決まり次第お知らせします。 |