NTTコミュニケーションズ、NTT東日本及びNTT西日本は、大規模な災害が発生した場合等に、通信手段を確保するため、必要に応じ、災害用伝言ダイヤルを運用しています。また、災害用伝言ダイヤルを ‘いざ’という時にスムーズにご利用いただくためには、日頃から家族どうしなどで、予め「キーとする電話番号」を決めておいたり、実際にお使いいただくことが有用であり、NTTグループでは折にふれて、実際のご利用体験を呼びかけています。
この一環として、広く皆様に利用体験していただくことを目的に、1月15日(月)から始まる「防災とボランティア週間」に合わせて災害用伝言ダイヤルを運用します。
是非、この機会に災害用伝言ダイヤルをご利用いただき、災害が発生した場合の家族や知人などとの連絡をスムーズに行っていただくための通信手段として定着させたいと考えています。
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本サービスは、NTTコミュニケーションズが提供しておりますが、実際の災害発生時には、災害の発生地域等に応じて、NTT東日本、NTT西日本がそれぞれ運用します。 |
1. 災害用伝言ダイヤルの概要
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| 災害用伝言ダイヤルは、地震や大雨等による災害が発生して、被災地等に安否確認の電話が殺到して、通話がかかりにくい状態(ふくそう状態)になった際にも、被災地内の家族、親戚、知人等と連絡をとれるようにする手段として、自宅の電話番号などをキーに伝言の録音及び再生という形での通信を可能にするものです。
ご利用方法は、「171」をダイヤルし、後は利用ガイダンスに従って伝言の録音や再生を行います。
なお、この災害用伝言ダイヤルは、1995年の阪神・淡路大震災を教訓に開発を行い、1998年3月から提供を開始しており、最近では伊豆諸島や鳥取県西部の地震等の災害発生時に10回の運用を行い、合計約36.5万件のご利用をいただいています。 |
2. 今回の運用期間
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| 平成13年1月15日(月) 午前9時 〜1月21日(日) 午後5時 |
3. ご利用条件
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*携帯電話・PHS(一部の事業者を除きます)からも利用できます。 |
4.ご利用料金
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| 発信地域から伝言登録電話番号の地域までの通話料金(通常電話をおかけになる場合と同様の料金)がかかります。
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例えば、大阪の電話番号をキーに東京から伝言を録音・再生する場合、東京-大阪間の通話料金がかかります。 |
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5.ご利用にあたっての留意点
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家族や知人との間などで、登録の際の「キーとする電話番号(自宅電話番号等)」を予め決めておいて下さい。 |
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限られた録音時間内(30秒)で的確に情報を録音できるようお話し下さい。 |
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「録音された伝言」は登録電話番号(「キーとする電話番号」)に自動的に通知されるものではなく、伝言の受信側が“再生”することにより、情報が伝達されます。 |
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6.その他
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| 昨年の「防災とボランティア週間」(平成12年1月15日〜1月21日)での利用体験件数は、全国で約9,700件でした。
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