NTT東日本及びNTT西日本は、ADSL*をアクセスラインとしたインターネット向けサービスとして、昨年12月より試験サービスとして提供中の「ADSL接続サービス」を本格提供するとともに、地域IP網を利用した「フレッツ・ADSL」を提供開始することとし、本日、郵政大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行いました。
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 Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称ディジタル加入者回線) | 
 
 
 
  
1.「ADSL接続サービス」の本格提供開始について
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  |  (1)サービス概要 | 
 |   |   昨年12月より試験サービスとして提供してきた「ADSL接続サービス」(第1種サービス及び第2種サービス)を、引き続き、インターネットサービスプロバイダ(以下、ISP様)とNTT収容ビルで接続するメニューとして、本格提供します。
| ※ | 
現在試験サービスをご利用中のお客様は、本格提供開始時において特別な手続きは必要ありません。 | 
 
 
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  |  (2)サービスの特徴 | 
 |   |   当社がADSL装置を設置して提供する場合
 <1> | 
 アクセスラインにADSL技術を用いるため、下り最大1.5Mbps(1536kbps)/上り最大512kbpsでISP様との接続が可能です。 | 
 
 <2> | 
 「ADSL接続サービス」のご利用形態としては、標準的なLANインタフェースである10Base−Tを端末インタフェースとしております。 | 
 
 
 ※ | 
 ISP様等がDSL装置を設置して提供する場合、当社では上記のような規定は行いません。 | 
 
 
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  |  (3)接続イメージ 
 
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  | 
| *1  | 
スプリッタ:電話(低周波)とデータ(高周波)を重畳・分離する装置 | 
 
| *2 | 
ADSLモデム:ADSL技術を利用した通信を行う装置 | 
 
| *3 | 
スプリッタをNTT東日本・NTT西日本が設置する形態もあります。 | 
 
| ※ | 
図は、加入者回線について加入電話と共用する形態です。 
加入電話とは共用しない形態もあります。 | 
 
 
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  |  (4)提供条件 | 
 |   | 
 <1> | 
 提供回線 | 
 加入者回線(メタリックケーブル) | 
 
 <2> | 
 契約単位 | 
 加入者回線単位 | 
 
 <3> | 
 加入者回線の形態   | 
 加入電話と共用する形態および加入電話と共用しない形態の2つをご用意します。 | 
 
 <4> | 
 加入者回線区間において伝送速度が低下又は通信できなくなる場合があります。 | 
 
 <5> | 
 ISDN等と加入者回線を共用することはできません。 | 
 
 
 | 
  |  (5)提供料金 | 
 |   |  
| <1> | 
月額料金 | 
 
 | 
 
| *1  | 
加入電話の基本料金(月額)が別途必要となります。 | 
 
| ※ | 
お客様はこの他にISP様のご利用料金が必要となります。 | 
 
 
 | 
 
 
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 |   |  
| <2> | 
工事費等 | 
 
 | 
【初期工事費】 
 
| ※  | 
上記の工事費は代表的な工事の例であり、工事の内容によっては工事費が異なる場合があります。 | 
 
 
  
【回線調整工事費】 
 
| ※  | 
回線調整工事に関しては、加入者回線区間において伝送速度が低下した場合などに、お客様からのご要望に基づいて実施するものです。 | 
 
 
 | 
 
 
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  |  (6)提供地域 | 
 |   |   ISP様との協議によりエリアを決定いたします。
|   ※  | 
弊社設備状況等により、提供が出来ない場合があります。 | 
 
 
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  |  (7)提供開始日 | 
 |   |   認可後、次の月日をもって提供開始します。 
 平成12年12月26日(予定) | 
  |  (8)お申込み等 | 
 |   |   本サービスの利用にあたっては、ISP様へのお申込みが必要なことから、ご利用になるISP様にご確認ください。 | 
  
2.「フレッツ・ADSL」の提供開始について | 
  |  (1)サービス概要 | 
 |   |   インターネットへのアクセスラインとして、加入者回線区間にADSL技術を用い、NTT東日本及びNTT西日本の地域IP網を介して、お客様が契約するISP様に接続するベストエフォート型のサービスです | 
  |  (2)サービスの特徴 | 
 |   | 
 <1> | 
 アクセスラインにADSL技術を用いるため、下り最大1.5Mbps(1536kbps)/上り最大512kbpsでISP様との接続が可能です。 | 
 
| <2> | 
「フレッツ・ADSL」のご利用形態としては、標準的なLANインタフェースである10Base−Tを端末インタフェースとしております。また、ISP様を選択するためにPPPoE*を使用致します。 | 
 
 
 * | 
 PPPoE(PPP over Ethernet) 
 PPPは、ダイヤルアップ接続において、ユーザIDとパスワードを用いて認証し、接続する際に用いられる一般的なプロトコルです。PPPoEは、PPPをイーサネット上に設定するためのプロトコルです。 | 
 
 
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  |  (3)接続イメージ 
 
 | 
  | 
| *1  | 
スプリッタ:電話(低周波)とデータ(高周波)を重畳・分離する装置 | 
 
| *2 | 
ADSLモデム:ADSL技術を利用した通信を行う装置 | 
 
| ※ | 
図は、加入者回線について加入電話と共用する形態です。 
加入電話とは共用しない形態もあります。 | 
 
 
 | 
  |  (4)提供条件 | 
 |   | 
 <1> | 
 提供回線 | 
 加入者回線(メタリックケーブル) | 
 
 <2> | 
 契約単位 | 
 加入者回線単位 | 
 
 <3> | 
 加入者回線の形態   | 
 加入電話と共用する形態および加入電話と共用しない形態の2つをご用意します。 | 
 
 <4> | 
 加入者回線区間において伝送速度が低下又は通信できなくなる場合があります。 | 
 
 <5> | 
 ISDN等と加入者回線を共用することはできません。 | 
 
 
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  |  (5)提供料金 | 
 |   |  
| <1> | 
月額料金 | 
 
 | 
 
| *1  | 
加入電話の基本料金(月額)が別途必要となります。 | 
 
| ※ | 
お客様はこの他にISP様のご利用料金が必要となります。 | 
 
 
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| <2> | 
工事費等 | 
 
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【初期工事費】 
 
| ※  | 
上記の工事費は代表的な工事の例であり、工事の内容によっては工事費が異なる場合があります。 | 
 
 
  
【回線調整工事費】 
 
| ※  | 
回線調整工事に関しては、加入者回線区間において伝送速度が低下した場合などに、お客様からのご要望に基づいて実施するものです。 | 
 
 
 | 
 
 
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  |  (6)提供地域 | 
 |   |  【NTT東日本】  
 東京23区の一部より提供を開始し、今年度内には概ね23区全域及び首都圏の一部に提供地域を拡大します。 
 また、来年度第1四半期には県庁所在地級都市を皮切りに、お客様の要望等をふまえ順次提供地域を拡大してまいります。
  
【NTT西日本】 
 大阪市の一部より提供を開始し、平成13年2月までを目途に大阪市全域に拡大し、以後平成13年度当初までに県庁所在地級都市の一部エリアに展開する予定です。 
 さらに、平成13年度中には市制都市への拡大を検討してまいります。
 
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  |  (7)受付および提供開始日 | 
 |   |   認可後、次の月日をもって提供開始します。 
 平成12年12月26日(予定)より受付を開始し、準備が整い次第提供を開始します。 | 
  |  (8)お申し込み開始時期及びお申し込み先 | 
 |   |   お客様からのお申込み、お問い合わせは、提供開始日(12月26日(予定))
より、別紙1−1、別紙1−2のエリアにて承ります。 
 なお、お申し込み先等については別紙3−1、別紙3−2をご参照ください。 |