NTT東日本では、6月26日の三宅島火山活動活発化以降、24時間体制で伊豆諸島において避難された方々の通信サービスを確保してまいりました。
今後も、三宅島の復興にあわせた対策を検討するなど、島嶼部における基本的な通信サービスの確保を最優先とし、NTT東日本ならびにNTTグループは可能な限り支援を行ってまいります。 |
1. 通信サービス確保のための取組み |
 | (1) 「災害用伝言ダイヤル」の運用 |
|  | 6月26日の三宅島火山活動活発化以降「災害用伝言ダイヤル」の運用を開始しました。
利用状況は以下のとおりです。(11月30日 正午現在) |
| |  | 合計 5,412件(登録 1,594件、再生3,818件) |
 | (2) 三宅島周辺4島の通信サービスの確保 |
|  | 三宅島の火山活動の長期化に伴い、三宅島の通信設備を介して通信サービスを提供していた神津島・八丈島・青ヶ島・御蔵島の4島について三宅島災害対策関係者のみなさまのご支援をいただきながら、三宅島の通信設備に依存しない伝送ルートへの切替え工事等を完了し、基本的な通信サービスを確保いたしました。 |
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 | (3) 三宅島非常用発電機への給油状況等(9/9〜11/30) |
|  | 9/5に三宅島の商用電源が停止した後も三宅島及び周辺4島の通信サービス確保に向け、泥流や二酸化硫黄の状況を見極めながら、三宅島の通信設備の機能維持作業を継続してまいりました。 |
| |  | 燃料補給 :30回 潤滑油交換:25回 |
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(4) |
三宅島および周辺の島々等への災害対策機器の配備状況と特設公衆電話の設置状況 |
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|  | 万が一の事態に備え、通信サービスへの影響が予想される三宅島周辺の島々と被災した島々等の避難所に災害対策機器及び特設公衆電話(無料)を配備しました。 |
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|  | なお、対策が完了した島々等の災害対策機器等については、順次撤去を実施しております。 |
2. |
NTT東日本ならびに主なNTTグループ社員等の支援状況(6/26〜11/30) |
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 | 延べ 約6,820人 |
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NTT東日本 |
約 |
4,050人 |
NTT−ME |
約 |
1,750人 |
NTTファシリティーズ |
約 |
640人 |
協力会社 |
約 |
380人 |
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3. その他の支援状況 |
 | (1)電気通信サービスの料金減免等の実施 |
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<1> |
基本料金等減免総額 約1,110万円 (7月分〜11月分) |
<2> |
避難に伴う無料移転工事件数 約1,300件 |
<3> |
三宅島の全島避難に伴う加入電話等の移転により避難先でご利用中の電話料金につきましては、お客様からのご要望に基づき、支払期限を延伸する等の対応を行っております。 |
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 | (2)義援金の贈呈 |
|  | NTTグループでは、三宅島噴火活動ならびに伊豆諸島地震活動により被災された島々への支援活動として、東京都へ約2,700万円を贈呈いたします。
この義援金は、沈静後の復興援助等も含め広く被災者の皆様のためにご活用いただくことを目的として、NTTグループ等で行った募金活動によるものです。 |
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※ |
東京都への義援金の贈呈式について |
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<1>日 時 |
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平成12年12月5日(火) 午後1時20分〜 |
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<2>場 所 |
東京都庁 第1庁舎 6階 青山東京都副知事室 |
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<3>贈呈者 |
NTT東日本 |
常務取締役東京支店長 |
資宗 克行 |
NTT労働組合 |
東日本本部執行委員長 |
小野寺 良 |
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