平成12年3月31日
東日本電信電話株式会社
第2報(午後3時00分現在)


有珠山の噴火に伴う電気通信設備の被害状況等について


(下線は第1報以降の新たな情報です。)

 本日午後1時10分頃、北海道の有珠山が噴火したことによる電気通信設備の被害は現時点発生しておりません。

 また、噴火直後から一時通話の集中によりつながりにくい状態がありましたが、現在、平常に戻っております。不要不急の電話は控えていただきますようお願いいたします。

 また、3月29日午後3時00分から運用を開始した「災害用伝言ダイヤル」の利用状況についてお知らせいたします。


1.ふくそう状況

 一時つながりにくい状態でしたが、現在は平常にもどっております。


2.措置状況

(1)災害対策本部の設置
 午後1時15分、NTT東日本本社内に災害対策本部を設置いたしました。
 なお、NTT東日本北海道支店は3月29日午前9時00分に災害対策本部を設置しております。

(2)特別設置公衆電話の設置
 特設公衆電話の設置を下記のとおり行っています。
避難所35ヶ所に特別設置公衆電話を計180台設置しています。
伊達市、虻田町、壮瞥町、豊浦町、洞爺村の役場等に携帯電話を計156台提供しています。(NTT北海道移動通信網と連携。)

(3)災害対策機器の配備
 災害対策機器の配備を下記のとおり行っています。

<1>ポータブル衛星
3月29日午後8時40分、虻田町役場にボータブル衛星車を配備し、現在14回線運用中。
伊達市役所に配備し準備中。
洞爺村総合センタに配備し待機中。


<2>移動電源車
2台を待機中。

(4)広域支援体制の構築
 NTT東日本青森支店、宮城支店、栃木支店の各支店からポータブル衛星車、ディジタル衛星車を現地に向かわせて支援体制を構築しています。


3.災害用伝言ダイヤルの利用状況

 利用呼数:6,227件(3月31日午後2時00分現在)
 (内訳)登録3,239件、再生2,988件



(参考)「災害用伝言ダイヤル」について


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