平成12年3月29日
東日本電信電話株式会社

第1報(午後3時00分現在)


「災害用伝言ダイヤル」の運用開始について


 北海道の有珠山の火山活動が活発化したことにより、北海道への電話がつながりにくい状態となっていること、及び周辺住民に避難勧告が出されたことから被災地内の家族や知人等の安否を確認する通信手段としてご利用いただけるよう「災害用伝言ダイヤル」の運用を、本日午後3時00分から開始しました。


(参考)「災害用伝言ダイヤル」について

1.概要

 「災害用伝言ダイヤル」は、地震等により被災地内での家族間の安否確認や集合場所の連絡手段としてご利用いただくとともに、全国から被災地に安否確認等の電話が殺到し、つながりにくくなった際にも、被災地外から被災地内の家族や知人等の安否が確認できる通信手段としてご利用いただけるサービスです。

 自分自身の安否について、自宅や職場の電話番号毎に設定された録音BOXに、1メッセージ30秒以内で10メッセージまで録音することができます。(なお、いったん録音BOXが満杯になると、最初のメッセージが48時間経過して消えるまで次のメッセージが録音できないのでご注意下さい。)

なお、「災害用伝言ダイヤル」は、NTTの再編成に伴い、NTTコミュニケーションズが提供しているサービスですが、災害の発生地域等に応じて、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズがそれぞれ運用します。


2.具体的な利用方法

【伝言を登録する場合】
 「171」をダイヤルし、聞こえてくるガイダンスに従い「1」をダイヤルします。次に自分の安否について家族や知人から聞いてこられる可能性の最も高い電話番号(例えば自宅の電話番号)を市外局番から順にダイヤルし、ガイダンスに従って安否等のメッセージを録音して下さい。

【伝言を再生する場合】
 「171」をダイヤルし、聞こえてくるガイダンスに従い「2」をダイヤルします。次に連絡を取りたい相手先の電話番号(自宅の場合は自宅の電話番号)を市外局番から順にダイヤルして下さい。

具体的な利用方法


3.伝言の登録・再生の際にキーとなる電話番号

市外局番が、011、012、013、014、015、016ではじまる電話番号(北海道全道)


4.利用可能な電話の種類

全国の一般電話、公衆電話、ISDN、携帯電話 等
*伝言の登録・再生とも全国で可能です。


5.その他

この「災害用伝言ダイヤル」のご利用方法をさらに詳しくお知りになりたい方は、NTTのテレホンサービス(電話番号0180−993524)をご利用下さい。


戻る