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(報道発表資料)



東日本電信電話株式会社 川崎支店


2023年6月28日

若手社員がつなぎ続ける技術を磨く「災害対策機器訓練」を実施

東日本電信電話株式会社 川崎支店(川崎支店長:立野 恭伸、以下「NTT東日本 川崎支店」)は、各種災害対策機器を駆使した早期復旧技術の習得とスキル継承・平準化を図ることを目的に、NTT木月ビル敷地内において、6月27日に若手社員が主体となって「災害対策機器訓練」を実施しました。
万が一の災害に備えて、これからも「つなぎ続ける使命」を果たすため、ネットワークの信頼性向上・重要通信の確保・サービスの早期復旧に取り組み、地域の皆さまの安心・安全に努めていきます。

1.「災害対策機器訓練」内容

(1)日時:2023年6月27日(火) 10:00〜12:00
(2)場所:NTT木月ビル 敷地内 (神奈川県川崎市中原区木月住吉町20-5)
(3)参加社員数:NTT東日本 川崎支店 15名(若手社員<3〜5年目>8名含む)
(4)訓練想定:
・台風による土砂崩れによりNTT設備が損傷
・孤立地域へのPUEでの特設公衆電話設営およびUMC活用による無料Wi-Fiスポットの開設
・ドコモ基地局トラブルによる携帯電話利用不可状況下での連絡手段としてTZ-161を活用
・メタルケーブル損傷で復旧の目途が立たないためUMCにてアナログ回線仮復旧(仮柱の建柱を含む)
(5)訓練内容
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<アナログ回線仮復旧訓練(UMC)無料Wi-Fiスポット提供>
通信ケーブルが切断され、通信確保ができない地域を伝送手段(無線/光/メタル)に関わらず、多様なサービスを応急復旧

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<臨時公衆電話設置訓練(PUE・ポータブル衛星通信システム)>
通信衛星(JCSAT-12A)により通信を確保

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<TZ-161通信訓練>
無線を利用した連絡手段の確保

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<回線仮復旧のため仮柱を建柱訓練>
NTT東日本エリアで数台保有、サービスセンターでは川崎支店のみが保有している穴掘り建柱車での仮柱建柱訓練 ※車両トラブルも想定した、手堀作業も実施

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<現地映像伝送訓練(バイク隊)>
TZ161にてバイク隊から災害対策室へ現地被災状況報告

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(6)参加社員の声<平成31年入社・千葉 大夢(ちば ひろむ)社員>
「今回の災害対策機器訓練の運営とUMCの設営指導を行いました。社内関連担当の方と連絡を取り合ったり、資料作成をしたり、訓練のための準備がすごく大変でしたが、先輩社員方のサポートを受けながらしっかりと準備を行い、本番に臨むことができて良かったです。また訓練当日では、UMCの設営を後輩社員に教えながらしっかりと行うことができました。今後もこのスキルを後輩社員や他のサービスセンターにも展開していきたいと思います!」

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2.今後に向けて

NTTグループは過去の災害経験から、災害対策の基本方針(ネットワークの信頼性向上・重要通信の確保・サービスの早期復旧)に基づき、大規模停電対策・水防対策・伝送路の多ルート化・災害対策基地局/災害対策機器/安否確認サービスの拡充等、様々な防災・災害対策の取り組みを実施しています。
<*>https://www.ntt-east.co.jp/saigai/taisaku/torikumi.html