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ニュースリリース

2019年5月27日
いすみ市
株式会社京葉銀行
東日本電信電話株式会社 千葉事業部

いすみ市の地域活性化に向けた官民連携について〜ICTを活用した新たなワークスタイルを提案〜

いすみ市(市長 太田 洋)と株式会社京葉銀行(頭取 熊谷 俊行 「以下、京葉銀行」)、ならびに東日本電信電話株式会社 千葉事業部(事業部長 池田 敬 「以下、NTT東日本」)は、いすみ市の地域活性化に向け連携しICTを活用することで、地域が主体となって行う事業活動の支援を進めてまいります。


背景

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど日本人の米や魚を中心とする食文化が世界で注目されています。いすみ市は、県内でも有数の稲作面積を有するとともに、沖合には「器械根」と呼ばれる岩礁群があり良好な漁場が広がるなど資源環境に恵まれており、夷隅・大原・岬地域それぞれの特色を活かした地域活性化を目指しています。
 一方で、将来人口は、全国および県の水準を上回るスピードで減少することが予測されており、農業や漁業における就業者の高齢化や後継者不足が地域経済の課題となっております。


目的

地域経済の活性化に積極的に取り組み、地域活性化ファンドを通じた観光資源の強化において実績を有する京葉銀行と、「地域とともに歩むICTソリューション企業」として、オープンイノベーションによる地域の課題解決に取り組んでいるNTT東日本は、いすみ市と連携し、主に農業・漁業・観光・地域IT人材育成などの分野において、デジタルトランスフォーメーション(※1)の加速による地域活性化に貢献してまいります。


連携事項

  1. (1)農業
    • 除草ロボットやドローン等を活用した特別栽培米「いすみっこ」(※2)の栽培方法確立と供給量の拡大
    • 米作りの空き時間や閑散期等を活用した新たなワークスタイル「半農×半IT」の提案と推進
  2. (2)漁業
    • 生産管理情報のデジタル化(魚種のAI自動判別等)による水揚から販売までの流通リードタイムの短縮
    • トレーサビリティの確立による更なるブランド力向上
  3. (3)観光
    • インバウンドの集客促進とキャッシュレス活用の推進
    • 「港の朝市」の運営効率化と集客拡大
    • 地元農家や企業との連携による体験型観光(農泊、漁泊)の推進
  4. (4)地域人IT材育成
    • 都市部の高スキルITエンジニアと連携した地域IT人材の育成
  5. (5)その他
    • 移住定住者の創業支援や経営支援等
    • 上記のほか、地域社会の活性化に資する事項

協定締結日

2019年5月27日(月)


連携スキーム図

機器構成

  • ※1IT(情報技術)が社会のあらゆる領域に浸透することでもたらされる変革のこと。
  • ※2「いすみっこ」は、特別栽培米(化学合成農薬・化学肥料栽培期間中不使用)の認証を取得しています。


報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。


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