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宮城県名取市様

プレハブ応急仮設住宅団地高齢者
光環境タブレット端末(光iフレーム2)提供
毎日の健康確認トータルな見守りを実現

宮城県名取市様

ICTを活用し、効率的かつ確実な見守りを実現しています

  • 名取市震災復興部 生活再建支援課 課長 早坂 浩輝 氏
宮城県名取市様の概要
宮城県名取市様

宮城県中部に位置し、名取川・阿武隈川の両水系に囲まれた肥沃な大地が広がり、気候も温暖と、自然条件に恵まれている。仙台市の南東に隣接しており、市内には仙台空港も有するなどビジネスにも好立地なことから、人口の集積や企業立地も進んでおり、広域仙台都市圏の副拠点都市としての役割が期待されている。

プレハブ応急仮設住宅団地での高齢者支援対策をお聞かせください。

早坂 浩輝 氏

早坂 浩輝 氏

名取市は、沿岸部の閖上地区をはじめ、東日本大震災で甚大な被害を受けました。市内8カ所に設けたプレハブ応急仮設住宅団地に対して、社会福祉協議会に業務委託し生活支援相談員を2名ずつ配置するなど、入居者の孤立防止に市を挙げて取り組んできました。心身の見守りを主とした定期的な訪問など、人と人とのつながりを重視した手厚い支援を目指す一方で、生活支援相談員が不在となる早朝・深夜の安心・安全の確保や、周囲からの干渉を好まない個人の意思も尊重できるよう、より「ゆるやか」に高齢者を見守る環境を整備したいと考えました。

本システムの選定理由をお聞かせください。

入居者自らボタンを押して健康状態を伝えるという「自発的」な見守りが可能になる仕組みに加え、タブレット端末の大きな画面で高齢者にも操作しやすいこと、見守りセンサーや緊急通報装置と組み合わせた多様な見守りを実現できることが、本システムの選定理由となりました。ほかの同様な見守りサービスなども比較検討しましたが、高齢者が使いやすいことや生活支援相談員とのスムーズな連携、私たちが実現を目指す効率的かつ確実な見守りを重視して、本システムを選定しました。

導入に際して懸念していたことはありますか。

やはり一番の懸念事項だったのは、「タブレット端末が高齢者に受け入れられるかどうか」。しかし、当初のトライアル導入でもNTT東日本の熱心な使い方の指導もあり、高齢者に比較的抵抗なく受け入れられ、「お元気発信」が毎朝の習慣になるなど積極的に活用していただけたことから、懸念も払拭され、高齢者の見守りに役に立つことを確信しました。トライアルでは、安定した通信環境や停電時の通信機能の確保といった課題も浮上しましたが、NTT東日本の協力も得て無事に解決され、市内の全プレハブ応急仮設住宅団地への本格導入に至りました。

NTT東日本の対応はいかがでしたか。

トライアルサービス時のWi-Fi環境では、電波が届きにくい世帯もあったため、本格導入の際には、対象となるプレハブ応急仮設住宅団地の全戸に対して、短期間で光回線を敷設する必要がありました。また緊急通報装置の追加導入など、私たちの要望を受けて迅速かつきめ細かに対応していただいたことを評価しています。導入したシステムが活用されるためには、今後も引き続き支援が必須です。通信トラブルなどで入居者に負担を強いたり、安定した生活を願う気持ちに影響を与えたりすることのないよう、これからも迅速かつ丁寧な対応をお願いします。

導入成果や今後の展望をお聞かせください。

「お元気発信」が毎朝の習慣となり、冷蔵庫やテレビに設置した見守りセンサーや、いざというときに備える緊急通報装置など、高齢者が一方的に見守られるだけではない、ICTを活用した効率的かつ確実な見守りが実現しています。利用者自らが自分の状況を発信し、それら精度の高い日々の健康状況を基に、よりきめ細かな見守りが実践できるのは、本システムの大きな導入メリットですね。生活支援相談員が不在となる早朝・深夜における安心・安全の確保の面でも、緊急通報装置のおかげで大事に至らずに済んだケースがあるなど、システム導入に大きな手応えを感じています。今後はコミュニティー形成に役立つツールとしてなど、高齢者の理解度に合わせて、より便利な活用方法の提案にも期待しています。

体調の悪い高齢者を優先して訪問できるので大変便利

  • 社会福祉法人名取市社会福祉協議会 なとり復興支援センターひより 生活支援相談員 服部 裕子 氏
  • 社会福祉法人名取市社会福祉協議会 なとり復興支援センターひより 生活支援相談員 清水 静江 氏

プレハブ応急仮設住宅団地での活動をご紹介ください。

私たちの担当する応急仮設住宅 箱塚桜団地は、閖上の上町地区がまるごと入居した住宅です。65歳以上の高齢者が入居者の約3分の1を占めているため、高齢者の孤立防止には特に積極的に取り組んでいます。団地の入口側に設置され、住民が自主的に使える集会所では、毎日のように高齢者が集まって楽しく会話しており、子どもの遊び場にもなっています。そうした住民の自主的な取り組みを支援して、集会所での活動をさらに活発化したり、高齢者世帯を訪問して健康管理や生活支援を行ったりするのが、私たちの役割。普段から、何でも気軽に話しかけられる相談相手になるよう心がけています。

導入したシステムはどう活用されていますか。

朝、仮設住宅の集会所に着いたら最初に本システムを立ち上げて、各世帯の健康状態を確認します。健康に不安を訴える住民がいれば優先的に訪問するとともに、午後になっても回答のない世帯があれば、訪問して声を掛けるようにしています。そうした高齢者への訪問からイベント開催の手伝いまで、毎日やることはたくさんあります。そのため本システムの情報を基に優先順位をつけて訪問できるのは、何よりも健康に不安を抱える入居者を守ることとなり、私たちにとってもたいへん便利で助かっています。さらに、生活支援相談員が不在となる早朝・夜間も見守りセンサーや緊急通報装置が稼働しているので、入居者にも私たちにも、大きな安心・安全につながっています。

服部 裕子 氏服部 裕子 氏

清水 静江 氏清水 静江 氏

「元気です」ボタンを押すことから、毎日が始まります。

  • 応急仮設住宅 箱塚桜団地 行政区長 太田 光朗 氏

プレハブ応急仮設住宅団地での暮らしをお聞かせください。

太田 光朗 氏

太田 光朗 氏

ここは、閖上の上町地区がまるごと移転してきた仮設住宅団地ですが、一人暮らしや寝たきりで家にこもりがちな高齢者も多いので、入居者の健康はとても心配です。この仮設住宅団地では、「見守り隊」を結成して毎朝の挨拶運動を行ったり、集会所でのイベント当日にはメガホンを使って参加を呼びかけたりしています。私も率先して集会所に集まるよう周囲に声かけをしています。プレハブ応急仮設住宅団地の生活は不便なことや将来の不安もありますが、みんなで力を出し合い、元気に暮らしていくことを願っています。

タブレット端末の使い勝手はいかがですか。

夫婦で2人暮らしをしていますが、「お元気発信」ボタンを押すのは、もっぱら妻の役割。お互いの健康状態を確認してボタンを押すのが、毎朝の習慣になっています。2人とも丈夫で「元気です」ばかり押していますが、寝室の枕元に設置された緊急通報装置や、冷蔵庫やテレビについている見守りセンサーなどは、高齢者には頼もしい存在です。また、現在の紙の回覧板は今までの情報がすべてファイリングされた分厚いファイル。過去の情報を見るには便利ですが、重くて回覧に時間がかかるときもあるので、イベント情報などはタブレット端末の大きな画面で手軽に閲覧できたら便利だと思います。インターネットで音楽映像も視聴できるということで、タブレット端末を趣味のカラオケの練習にも使ってみたいですね。

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2014年7月時点のものです。

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