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東京都千代田区様

高信頼なNTT東日本データセンターにシステムを集約
プライベートクラウドも視野に入れた仮想化基盤を整備

東京都千代田区様

導入の背景

既存システムの更改に際して、庁内ネットワークや全職員が利用する端末を迅速かつ確実に新たな環境に移行しつつ、信頼性をさらに高めたいと考えた。

選定のポイント

  • 既存システムの構築や運用保守に基づく豊富なノウハウ
  • 信頼性の高いネットワークと堅牢なデータセンター設備
  • 国内の通信インフラを長年にわたり支えてきた実績

期待される効果

  • データセンターへのシステム移行による信頼性向上
  • アウトソーシングによる効率化・事業継続環境の確保
  • 行政サービス向上に向けた迅速かつ確実なシステム更改

新庁舎開設と共に構築した基幹システムが更改時期に

ビジネス&オフィス事業推進本部 公共営業部 営業部門 第一営業担当 営業担当課長代理 竹内 幹朋

ビジネス&オフィス
事業推進本部
公共営業部 営業部門
第一営業担当
営業担当課長代理
竹内 幹朋

ほぼ中央に位置する皇居を取り囲むように、官公庁や大手企業の本社、学生街や電気街など、さまざまな表情を持つエリアが広がる千代田区。地域それぞれの魅力や特性、皇居を中心とした美しい景観など、豊かな観光資源が存在する一方で、居住機能の確保や景観に配慮したまちづくり、都心回帰による新たな住民の増加等が課題とされています。

そうしたさまざまな課題の解決に取り組む中で、2007年の新庁舎オープンに合わせて、区では庁内の情報通信基盤整備を柱とした情報システム再整備計画を実施しました。従来は庁内に設置していたサーバー類の一部をデータセンターに移管するとともに、庁内WANの整備、メールやファイル共有環境を提供する内部情報システムの整備、職員からの問い合わせに対応するヘルプデスク機能の導入など大規模な情報通信基盤を構築、区役所でのさまざまな業務にICTを活用してきました。それから5年後の2012年にサーバー類や通信ネットワーク環境が更改時期を迎えるのに先立って、千代田区では、より高信頼な環境の整備に向けてシステム更改の検討を行いました。

NTT東日本では、2007年の情報通信基盤の構築を手がけたのに加え、ヘルプデスクによる既存システムの運用保守やコールセンターでの総合窓口業務にも携わってきました。また、IT推進課をはじめ庁内の各部署や機器ベンダーを交えた勉強会を定期的に開催して既存システムの課題の把握に努めたり、BCP対策を念頭に置いたデータセンターの見学会を開催したりと、システムの改善につながるさまざまな取り組みを実践してきました。そうした姿勢が評価された結果、NTT東日本は2012年からのシステム更改作業を任されることとなりました。

データセンターへのハウジングで信頼性確保や運用効率化を目指す

ビジネス&オフィス事業推進本部 ソリューションE部 公共部門 自治体NW担当 間野 隼仁

ビジネス&オフィス
事業推進本部
ソリューションE部
公共部門
自治体NW担当
間野 隼仁

千代田区はこれまで、区内を含めた近隣の複数のデータセンターに、情報系システムなどをハウジングし、信頼性の確保や運用保守の効率化を図ってきました。そして今回のシステム更改では、BCP対策や運用保守のさらなる効率化の観点から、NTT東日本のデータセンターへ一元的に集約するとともに、庁舎内に設置していた一部システムについても新たにハウジングをすることとしました。また、区役所を含めた区内約40拠点が接続する全庁LAN環境に関しては、既存の「ビジネスイーサ タイプS」から「ビジネスイーサ ワイド」に切り替え、先進のNGN環境のもと、より高品質かつ高信頼な通信ネットワーク環境への移行を図ることになりました。

さらに職員が利用するパソコンについては、今回更改したパソコン1,200台すべてをWindows 7に統一し、加えて内線通話も含めた音声系ネットワークについても、電話機の更改に合わせて「ひかり電話オフィスA(エース)」を導入し、通信コストの低減を図ることになりました。

今回のシステム更改についてNTT東日本の担当者は、「システム移行によって庁内の業務への影響や負担をかけないことが強く求められました。そこで、職員の方々が利用するパソコンの移行を例に挙げれば、庁内システムにデータ移行用の一時保存領域を設けるとともに、そうしたバックアップ環境をさらに冗長化するといった、移行に向けた二重三重の対策を講じることで、安心かつ確実な更改を目指しました」と語ります。

プロジェクトメンバー プロジェクトメンバー

緊密な連携や臨機応変な対応で長期の更改作業に挑む

導入PC・IP電話

導入PC・IP電話

2011年11月に着手した千代田区のシステム更改作業は、端末を実際に利用する職員を交えたパソコンの選定に始まり、約40拠点を対象にしたネットワークの切替や、パソコン1,200台の入替作業、データセンターへのシステム移転などを順次行い、2013年3月で完了予定です。

NTT東日本では、ソフトウェアや通信機器ベンダーも含めて、更改に携わるスタッフ間の緊密な連携が図れる体制を構築してこのプロジェクトに臨みました。データセンターへのシステム移転に際して、「この機会にメールサーバーの統合も図りたい」といった要望が急遽浮上したのに対して、スケジュールに遅れを生じることなくサーバーの統合を実現、セキュリティーレベルの向上につなげることができたのも、こうしたプロジェクト体制によるものでした。

また、ネットワークの切替作業に当たっては、区役所業務に支障が出ないことを確認するために、1拠点だけ先行して切り替えるというスモールスタートによる事前検証を加えました。これにより作業手順の精度向上を図ることで、切替時のネットワーク停止10分以内という所定時間内で作業を完了するなど、全拠点への速やかなネットワーク切替を果たすことができました。また、パソコン1,200台・プリンター71台の入替に関しても、手順書の作成だけでなく、全職員を対象に新たな端末の操作方法やセキュリティーに関する集合研修を実施、さまざまな施策を展開しスムーズな移行を目指しました。

こうした取り組みについてNTT東日本の担当者は、「パソコンの機器選定からネットワーク切替、データセンターへのシステム移行と、長期間にわたる大規模なシステム更改となりました。端末の手配からネットワーク構築、データセンター運営に至るまで、ワンストップで提供できるNTT東日本の強みを生かしつつ、プロジェクトメンバーが緊密に連携し、臨機応変に対応することで、納期・品質とも遵守することができました」と振り返ります。

ネットワークから端末までトータルな信頼性確保に貢献

窓口風景

窓口風景

窓口風景

千代田区では、NTT東日本のデータセンターにシステムをハウジングしたことで、災害発生時や停電時でも業務を継続できるよう庁内システムの信頼性向上が図られたとともに、新たなパソコン環境のもとでの業務は、従来と変わりなく行えているといいます。なお今回のシステム更改でNTT東日本のデータセンターにハウジングしたシステム環境に関して、仮想化技術を用いてサーバー統合を図り、大幅な省スペース化と省電力を実現するとともに、運用保守コストについても削減。今後に向けバックアップ環境の確保も含めて、将来のプライベートクラウド導入も視野に入れた先進の情報通信基盤を整備できました。

千代田区では今後、現在庁内で運用している他システムについてもデータセンターへの移転を進めることで、さらなる信頼性確保や運用保守の効率化を推進したい考えです。さらに、職員からのニーズに応じてタブレット端末の導入やワイヤレス環境の整備などの検討も進め、ICTの活用を通じて住民サービスのさらなる向上を図っていきます。NTT東日本は、さらなる業務効率化やコスト削減につながる通信サービスの提供や、住民サービス向上に寄与する先進ソリューションの導入を通じて、千代田区の取り組みをさまざまな角度からサポートしたいと考えています。

システム概要図 システム概要図

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2012年12月時点のものです。

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