人権の尊重
すべての人は生まれながらにして、幸せに生きる権利を持っています。自分が幸せになる権利もありますが、同じように他の人にも幸せになる権利があります。私たちは人権の尊重が企業にとって重要な社会的責任であるとの認識に基づき、各国・各地域における法令や、文化・宗教・価値観などを正しく理解・認識することに努め、その責任を果たすことにより、安心・安全で豊かな持続可能な社会の実現をめざします。
NTT東日本グループでは、豊かな社会の実現に貢献していくため、社員一人ひとりが高い人権意識を持って事業活動を行っていくことが大切であると考えています。
そのために、「NTTグループサステナビリティ憲章」および「NTTグループ人権方針」を踏まえ、NTT東日本グループにおける人権の尊重にあたっての基本的な考え方(基本方針)を制定しています。
人権意識の浸透に向けた取り組み
人権意識の浸透については年間を通して「@社員への知識付与」、「A主体的に人権について考える機会」、「B取り組みへの賞賛と更に考える反復」、「C知識の定着を確認」という4つのフェーズで取り組んでいます。
人権週間における啓発サイトの公開(フェーズ@)
12月の人権週間にあわせ社内で啓発サイトを開設し、人権に関するさまざまなトピックスを紹介しました。ハラスメントやアンコンシャス・バイアス…身近な事例を4コマ漫画で表現し、みんなで気づき、考え、行動を変えていく、そんなサイクルを生み出しています。
人権標語・ポスターの募集(フェーズA・B)
NTT東日本グループの全社員およびその家族等に対し、人権啓発ポスター、標語の募集を行い、優れたものを優秀作品として選定しています。2022年度は人と人とのつながりを意識した作品も多くみられました。
社内啓発冊子・eラーニングを利用した階層別研(フェーズC)
グループ各社・組織ごとに実施する研修の他、サステナビリティ推進室において全社員等を対象に、eラーニング研修にも取り組んでいます。
相談窓口の設置
セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント等すべてのハラスメントは未然の防止が重要であることから、ハラスメントの被害を受けていると思う場合(ハラスメントに該当するか微妙なものを含め)や、その発生のおそれがある場合等、一人で悩まず相談できるよう各職場に人権相談窓口を設置しています。