PDF形式の資料を閲覧するにはADOBE READERが必要です。
平成24年5月1日
東日本大震災において、被災地の一部の自治体では津波等により戸籍「正本(原本)」が消失する等の被害が発生したことを受け、大規模激甚災害への対策として、多くの自治体においてデータ保全に関するニーズが顕在化しております。
また、自治体以外にも教育・医療分野や一般企業における「所有から利用へ」という投資の効率化のニーズが高まっております。
こうした背景を踏まえ、NTT東日本は平成24年2月より宮城県南三陸町様と共同で「データセンターとセキュアなネットワークを活用した遠隔地でのバックアップサービス」に関する実証実験を開始し、その有効性の検証を進めております。
今回、ネットワークを組み合わせた遠隔地へのバックアップサービスの技術的な検証が確認できたことから、当社のクラウド基盤を活用した2種類のサービス(「安心サーバーホスティング」および「安心データバックアップ」)を開始することといたしました。
なお、これらのサービスに関する活用業務の実施について、平成24年4月27日に総務大臣に届け出ております。
当社のクラウド基盤上の仮想サーバーをお客様にお貸しするサービスです。これにより、お客様のIT投資の効率化や災害時等における安定的な事業の継続を実現します。
お客様のIT投資の効率化
データセンターの空調や電力設備だけでなく、規模やニーズに応じて、CPU・メモリー・ハードディスク・OS・セキュリティー対策などをNTT東日本がご用意することで、リソースの増減等を柔軟に行いながら、お客様のIT投資コストの削減が可能となります。
また、当社は、各県にクラウド基盤へのアクセスポイントをご用意いたしますので、お客様はビジネスイーサ等のセキュリティーの高い回線をご利用いただいた場合でも、距離を意識することなく安価にご利用いただくことが可能となります。
手厚いサポートサービス
お客様のシステム環境からNTT東日本データセンターへのシステム移行やその後の運用に際して、コンサルから設計、構築・運用までワンストップでサポートいたします。CPUやメモリ等の使用状況の監視やレポートサービスなど豊富な機能を用意しています。
安心・安全なクラウドサービスの利用
今回提供する「安心サーバーホスティング」とセキュリティーの高いネットワークサービスである「ビジネスイーサワイド」や「フレッツVPNワイド」等を組み合わせ導入することにより、自治体や企業内の情報システムをクラウド上に構築するプライベートクラウドをご利用いただけるほか、様々な回線と組み合わせて自治体や企業が住民や顧客向けに情報サービスを提供するパブリッククラウドにもご利用いただけます。
平成24年6月1日
NTT東日本のネットワークサービスを利用して、お客様の重要なデータを、クラウド基盤上の仮想サーバーにバックアップするサービスです。
災害時等において、お客様拠点の現用システムが損傷しても、当社のクラウド基盤上に定期的に複製されたデータが安全に保管されているため、データを元の状態に復元することが可能となり、重要なデータの保護に最適です。
バックアップ容量の柔軟な設定
毎日の業務で取り扱うファイルデータのバックアップから、顧客情報などのデータベース、システムデータのバックアップに至るまで、お客様の状況に合わせたバックアップ容量を選択いただけます。
設備・運用コストの低減
通信ネットワークを介して重要なデータを自動的にコピーすることにより、データ保全に関する設備・運用コストを低減することが可能です。
安心・安全なデータのバックアップ
今回提供する「安心データバックアップ」とセキュリティーの高いネットワークサービスである「ビジネスイーサワイド」や「フレッツVPNワイド」等を組み合わせ導入することにより、安心・安全に重要データをバックアップすることができます。
平成24年6月1日
弊社営業担当者へお問合せください。
東日本電信電話株式会社
ビジネス&オフィス事業推進本部 SE部 ビジネス開発担当 上野、松田
Tel:03−6803−9189
報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。