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平成24年3月29日
NTT東日本は、平成20年4月にダイバーシティ推進室を発足、翌21年7月には「ダイバーシティ推進小委員会」、「ダイバーシティ推進ワーキンググループ」および女性マネージャーによる「女性コミッティ」を設立する等、組織横断的な検討を経て、ワーク・ライフ・バランスの推進や女性社員育成、全社的ダイバーシティ文化の醸成等、さまざまな施策の展開や制度の充実を図り、ダイバーシティを推進してまいりました。
現在、市場環境は厳しく、お客様のニーズも多様化し、また変化のスピードは加速し続けています。 多様な人材を受容し活用することで新たなイノベーションを起こし、企業力の強化を図るダイバーシティ・マネジメントは、NTT東日本が「身近な総合ICT企業」として成長し続けるために、必須の経営戦略であると考えます。
お客様や地域社会への貢献を実現するために、社員一人ひとりがいきいきと自らの力を遺憾なく発揮し、お客様のニーズを柔軟に受けとめ、サービスやプロセスのイノベーションをもたらすこと、それが、今まさに私たちのあるべき姿なのです。
ダイバーシティの更なる推進に向け、平成24年度よりビジョンを明確にするとともに、その目標についてコミットメントいたします。
「かがやきをちからに。モチベーションをイノベーションに。」
というダイバーシティビジョンを新たに策定いたします。これは、多様な社員一人ひとりの輝きが企業のパワーになり、高いモチベーションが新たな革新や創造を起こす源泉となることを表しています。
コミットメントとして、ダイバーシティ・マネジメントの考え方をわかりやすく示すこととし、社員全員がそのコミットメント達成のために、誇りと自信をもって輝き続け、豊かな社会の実現に貢献していきます。
NTT東日本グループは、「つなぐ」使命感をもって、お客さまのコミュニケーションを創造し続けます。
そのミッション達成のために、
そして、全員が誇りと自信を持って輝き続け、企業力を高めることで、企業人として、一市民として豊かな社会の実現に貢献します。
これらのビジョンとコミットメントに則り、ライフステージ上の変化があってもキャリアアップを諦めない仕組み作り、生産性を向上させワーク・ライフ・バランスを実現する仕組み作りなど3つのポリシーを掲げ、ポジティブアクションによって強力にダイバーシティを推進していきます。
女性の活躍推進は、ダイバーシティ推進の試金石となることから、これまでも、女性社員が高い意欲を持ち、能力を存分に発揮できる環境作りとして研修機会の提供や、出産・育児等に関わる社員に対する制度面の見直し、充実を図ってまいりましたが、今後さらなる女性の活躍を推進するため、育成プログラムを体系化し強化を図ります。
具体的には、女性マネージャーによる「きらきらサポーターズカフェ*」の展開を加速するとともに、キャリア開発研修や育児中社員研修、さらに女性部下を持つ上司向け研修の充実等を行ってまいります。
取り組みの結果として、まずは、現在約140名の女性管理者を、5年後の平成28年度末までに約300人に倍増することをめざすこととします。
これにより、ライフステージの変化があっても、さまざまな分野で女性社員の感性や視点を活かすこと、さらに女性リーダーやマネージャーが増え意思決定プロセスを担うことが、結果として性別や年齢、社員形態や採用形態の異なる、多様な社員の真のダイバーシティの実現につながると考えています。
育児休職や短時間勤務等の取得が定着するなか、社員が早期に復帰し活躍できる環境を整え、育児と仕事との両立を図ることを目的に、新宿本社ビルに事業所内保育所を設置いたします。
事業所内保育所「DAI★KIDS初台」は、社員向けの環境整備という側面だけでなく、フレッツ光を活用した保育プログラムの充実や、保育事業者の業務効率化等、さまざまな光のアプリケーションにより実現する「ICTを活用した保育所」として設置します。本保育所の取組みを基に、サービスの検討・検証を行ったのち、保育所経営者、保育士、利用者(保護者)にとって魅力のあるビジネスモデルを構築し展開する予定です。
名称 | 「DAI★KIDS初台」 |
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場所 | 東京都新宿区西新宿3-19-2 |
開所時期 | 平成24年7月(予定) |
定員 | 15人(0歳〜未就学児) |
名称「DAI★KIDS初台」は、「大事な」子供たちの「大好き」な保育所、子供たちが健やかに元気に「大きく」なれる場所、「毎日(Daily)安心して預けられる拠り所」という意味を込めています。これは、社員からの公募により、決定いたしました。
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