本日、JSAT株式会社(以下 JSAT)と東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社(以下 NTT東西)は、共同所有している通信衛星2機について、NTT東西の持分をJSATへ資産譲渡し、NTT東西が当該衛星資産を活用して提供している県内通信役務に関する伝送路の一部をJSATへ業務委託することで基本合意しました。
JSATは、現在、通信衛星8機を所有し、国際サービスを含む衛星通信及び衛星放送サービスを提供しており、NTT東西は、そのうち2機(「N−STARa号」及び「N−STARb号」)を共同所有し、離島※1への通信サービスの提供に活用しております。
今回の基本合意により、NTT東西は、JSATが所有する複数の衛星を柔軟かつ幅広く活用できるなど、一層安定した離島への通信サービスの提供が可能となり、また、JSATは成長戦略の柱のひとつとして掲げる「プラント(衛星)の拡大」を推進することが可能となります。
基本合意に関する具体的な内容は以下のとおりです。
1. |
譲渡月日 |
平成14年7月1日(予定) |
2. |
譲渡内容 |
通信衛星「N−STARa号」及び「N−STARb号」のNTT東西持分 |
3. |
譲渡資産価額 |
NTT東日本 約12億円
NTT西日本 約24億円 |
※1 |
NTT東日本エリア:小笠原(父島)、硫黄島、NTT西日本エリア:南大東島、宮古島、八重山 |
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