2017年10月26日、NTT東日本岩手グループは岩手県宮古市において防災訓練を行いました。台風による倒木や河川の氾濫が、通信ケーブルの敷設されている橋梁の崩壊、RSBM(遠隔加入者収容モジュール)への冠水をもたらし、周辺エリアの通信が途絶されたという想定のもと、グループ会社や協力会社とも連携した実践的な訓練を行いました。行政支所や避難所等の通信確保や孤立エリアの救済のため、Wi-Fi車や移動電源車をはじめとする機器の利用に加え、今回より無線中継装置、ポータブル衛星装置を導入しました。現地訓練の映像を訓練本部のディスプレイに映し出すことで精度の高い情報伝達も試みました。
対応に苦慮する場面がありましたが、実際の災害発生時には適切に対応できるという手ごたえを感じられる有意義な訓練となりました。