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精神科

業務内容

当院は、日本精神神経学会認定の精神科研修指定病院であります。

うち、精神科開設は、1970年、途中6年間の入院業務も行いましたが、外来専念となり現在に至っております。現在の部長は、高柳英夫(日本精神神経学会専門医、指導医、精神保健指定医でもあり)が勤めています。人事面では、医師の移動はなく経過しております。院内入院患者に対して認知症ケアチームでの回診、現在規模を縮小しておりますが、認知症の早期診断を目標に開発した診断方法(心理検査としてのMMSE、画像検査としての脳血流SPECT検査、VSRADを含む脳MRI検査を行い総合的判断から早期発見、進行の予防に努めております。これらを活用して、道路交通法改正に伴い問題となった高齢者の認知機能の診断、成人後見制度における判断能力の有無の鑑定業務を行っております。

認知症ケアチームの活動について

(平成28年度の診療報酬改定により、身体疾患のために入院した認知症高齢者に対する対応力とケアの質の向上を図る目的で「認知症ケア加算」が新設されました。当院では、昨年8月より「認知症ケア加算」の取得は中止しておりますが、)当院に入院される患者の約40%以上が65歳以上の高齢者となっています。当然、入院する高齢者の中には認知症のある人、入院による環境の変化や身体的不調によりせん妄を起こす人が多くいます。看護師が正しい知識を持ってケアを提供し、認知症患者がその人らしく入院生活を送るために、「認知症ケアチーム」が介入しています。週1回以上各病棟をラウンドし、状態把握、ケア方法の助言、薬物療法の調整などをしています。認知症があっても、必要な治療や検査を安心して安全に受けられるよう、精神科医師、認知症看護認定看護師、MSW、薬剤師、理学療法士、管理栄養士が協力してサポートしています。

また、当院の認知症ケアの確立のために、院内研修や研究会などを開いたり、「認知症ケアリンクナース」を各部署から選出し、スタッフの知識や実践力の向上を目指しています。