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手術センター

業務内容

手術センターは、心臓血管外科・外科・呼吸器外科・整形外科・産婦人科・泌尿器科・眼科・耳鼻科・皮膚科・腎臓内科・麻酔科11科の手術に対応しています。2016年の総件数は3,439件、昨年と比較し110件の増加となりました。

12月現在、看護師23名(看護長・主任含)・看護助手2名・医療事務2名が所属しています。手術室でキャリアを重ねてきたスタッフも増え、安定した看護の提供に繋がっています。新卒新人をはじめ、個々の経験値に応じた育成も充実し、一人ひとりが手術看護の知と実践力を蓄えてきています。手術室は医師・臨床工学技士・放射線技師・中央滅菌部・中央倉庫など多職種・部門が協働する場所です。医療材料の選択・器材の調整・入室時間の変更・スタッフの教育的指導など、共同体としての意識を高め手術医療に取り組んでいます。

今年度、手術室看護目標に以下の4点を挙げ、尽力しました。

  1. 周手術期における看護の役割・特性を踏まえ看護業務のスリム化・機能分化を促進する
  2. 急性期病院としての役割を遂行するため、手術室の役割を自覚し、より効率的・効果的な看護を実践する
  3. 手術に携わる専門職としての誇りと倫理観を高め、チーム連携のとれた手術環境を構築する
  4. スタッフ一人ひとりが経営的視点を持ち、手術室運営に貢献する

今年、6月から眼科で硝子体切除手術が再開し、2017年1月には前立腺手術にロボット手術が予定されています。新な術式の準備を整えてきた1年でした。また、SSI対策として手術グローブの2枚着用を標準化しました。さらに、外来・病棟の協力を得てプレウォーミングをスタートさせ、周術期の体温管理を強化しています。加えて、これまで、手術の器械配盤をその手術を担当する器械出し看護師が準備をしてきましたが、11月から2名のスタッフがその日の器械準備を行うクリンサプライ業務を導入しました。器械セッティングの標準化・作業効率の向上・スタッフの有効配置・展開室空間のゆとり・時間外労働時間の削減と、業務改善を図ることができました。術前訪問の実施率は94%(1月〜12月平均)となっています。引き続き実施率向上と質を評価するとともに、2017年には術後訪問に繋げていく予定です。

2015年から始まった手術センターの改装は3月に完成し、リニューアルした空間で手術患者さんを迎え入れています。6室ある部屋の内2つの部屋の無影灯をLED無影灯に入れ替え、医療現場を取り巻く医療機器の更改も進めています。

手術医療は、多職種の医療スタッフがチームとなって手術をすすめていきます。個々の役割を尊重したコミュニケーションの意識を高く持たなければスムーズな環境は望めません。『一人は皆のために、皆は一人のために』をモットーに、チーム意識を強く持ち、活性された手術医療を目指していきます。

手術件数

  外科 呼吸器外科 整形
外科
産婦人科 泌尿器科 心外 耳鼻科 眼科 皮膚科 麻酔科 腎臓
内科
その他 合計
2012年 480   554 896 464 276 105 211 124 34 70 5 3,219
2013年 415   560 857 475 251 127 181 107 42 62 5 3,082
2014年 379   592 930 466 246 139 155 103 56 61 1 3,128
2015年 556   633 942 480 189 166 137 105 49 71 0 3,328
2016年 558 87 583 894 503 199 168 232 91 39 81 2 3,439