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7階ナースステーション

業務内容

7階病棟は、婦人科、腎臓内科、リウマチ膠原病内科、糖尿病内分泌内科、麻酔科からなる混合病棟です。

婦人科は10代〜70代以上の幅広い年齢の女性を対象とし、腹腔鏡下手術を中心に化学療法や緩和ケアまで女性の様々なライフスタイルに合わせて配慮のある看護を行っています。

腎臓内科、リウマチ膠原病内科、糖尿病内分泌内科は各疾患を専門的に精査・治療しており、他病院からの紹介を受けることも多く、積極的に高度な治療・ケアを行っています。腹膜透析を行う患者も増えてきています。糖尿病療養指導士(CDE)の資格を有するスタッフも2016年は2名増え、糖尿病やリウマチ疾患の患者さんへのきめ細かい日常生活指導を心がけています。指導面では外来部門と診療記録を共有し、連携をとっています。CDE活動の一環として糖尿病教室と銘打って、7階デイルームにおいて糖内医師、眼科医師、腎内医師、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師、外来看護師らが入院中の患者へ向けた集団指導を企画し、実働しています。

麻酔科はブロックや脊髄刺激装置の埋め込みによるペインコントロール、多汗症の手術を多く行っており、患者さんのQOL向上に貢献しています。

以上、5科のそれぞれの専門性の高い医療においてスタッフ全員が力を合わせ、報告・連絡・相談のコミュニケーションを大切にし、患者に寄り添ったケアを提供できるよう取り組んでいます。

看護必要度は年間平均17.8%、病床稼働率年間平均は85.5%です。入退院が非常に多い病棟であり病棟全体の患者さんの平均年齢は60歳台と比較的若いのが特徴です。しかし、内科疾患によるADL低下や在宅へ戻る事が困難になるケースもあり退院調整が必要となることが多いため、チームスタッフと地域連携スタッフの密なコミュニケーションでより患者さんのニーズに沿ったケアを提供できるよう、日々関わっています。臨時入院の月平均は17件(11〜23件)、全入院数の8.4%に相当する緊急度の高い患者を積極的に受け入れ、急性期病院としての役割に貢献しています。

H28年度の7階の病棟目標は以下の4点を挙げ、それぞれのスタッフが達成に向け、力を発揮しました。

  1. 要点を絞った看護記録、正確な看護手順、適切な業務分担をスタッフそれぞれが意識し、患者のニーズに沿ったケアを必要な時に的確に提供する。
  2. 急性期病院としての7階病棟の役割として臨時入院をスタッフ全員で受け入れ、必要な入院期間で退院できるよう、それぞれの「役割」としての責任を持って看護を提供する。
  3. 業務内容を整理し、やりたい看護を目指してそれぞれのスタッフが持っている力を最大限に発揮すると共に、チームとして後輩の育成を積極的に行う。
  4. 日々の看護必要度を正確に判定し、院内月平均25%以上の維持に貢献できるようそれぞれが意識し、知識を習得する。

係活動

学習・プリセプター

新人4名を迎え、日常業務や社会人としてのあるべき姿を日々指導しています。プリセプターは新人の心の支えとして、業務のみでなく、精神的サポートの役割も担っています。病棟全体でチームが育てるという意識を持って、全員で一人前になれるよう育てています。

業務・感染・インシデント

病棟の物品のレイアウトや整理整頓など働きやすい動線を考慮して計画的に実施し、限りあるスペースを有効に活用できるよう日々工夫を凝らしています。

CIS・パス

電子カルテの更改のため、パスの見直しを中心に活動しています。新人や中途採用者に対しての電子カルテ看護記録の使用方法の勉強会も開催しました。

看護研究

H26年度の病棟研究として「病棟内で共用されるPDAの細菌汚染状況と感染経路としての実態」のテーマで行い、環境感染学会に応募して採択されたため、H28年2月に京都で開催された第31回日本環境感染学会総会・学術集会で発表しました。H27年度は「病棟で発生した3事例がスキンテアであるのか否かについての検討」をテーマに取り組み、H28年2月に院内発表しました。H28年の病棟看護研究として「医療用テープの剥離力についての検討(仮)」をテーマに現在取り組んでいます。

3年目看護研究

1名の4年目看護師、3名の3年目看護師がそれぞれ「全身麻酔下での婦人科手術を受けた患者の離床に対する不安」「内シャント造設術後の安静保持に抱く思い」「ステロイド治療患者のムーンフェイスによる容姿の変化に対する不安」「ステロイド治療を受けている患者の心理的ストレスについて」のテーマで患者理解目的の研究に取り組み、院内で発表しました。

褥瘡係

スタッフの要望もあり、今年から新設しました。院内の褥瘡委員会のリンクナースが中心となり、各チームに係のスタッフを置いて褥瘡・皮膚トラブル等の観察や管理方法を検討しています。

以上、個人の特性と役割期待を面談等で確認しあい、やりがいのある看護を提供できるよう、日々取り組んでいます。