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6階ナースステーション

業務内容

6階病棟では、助産師・看護師・看護助手・クラークの4職種が働いています。お互いの役割を尊重し、協力し合いながら業務を行っています。今年は、新人助産師4名、既卒助産師2名、院内異動で3名の看護師と院外から5名の看護師、また新しい職種として病棟クラークが1名配属となりました。人の異動により、1/3のスタッフが入れ替わったことになります。新しい職種としてのクラークは病棟内の事務処理を一手に引き受けてくれています。スタッフの業務が整理され、働きやすくなりました。

業務内容としては、年度初めに病棟目標をスタッフに提示し、各自が病棟目標に基づいた個人の目標をたてて、1年間行動します。

今年の病棟目標は、

  1. 看護業務を整理し、適正な看護実践を行う。
  2. 患者が満足できる看護を提供する。
  3. スタッフ全員が楽しく働ける職場を構築する。
  4. 病院経営の安定化を目指し、適正な患者サービスや経費削減を行う。

の4点としました。

6階病棟には産科・小児科・NICUの3チームがあります。それぞれリーダーとサブリーダーが存在し、4月から1年間が任されます。年間目標を立て、その目標に向かいチームスタッフと共に行動します。

産科チームは、目標を『産科スタッフの連携が取れ、ケアが充実できる事を目指す』とし、活動計画を、乳房ケアの充実・産婦のニーズに沿った分娩・ハイリスク妊婦へのケア・働きやすい環境・研修参加の推進としました。小児科チームは、目標を『チームとしてより良い統一された看護を患者・家族へ提供する』とし、活動計画を、カンファレンスの充実・業務内容の見直し・記録類の整理・プレパレーションの充実・新人スタッフの育成としました。NICUチームは、『産科小児科チームと連携し、安全で母子に寄り添った看護を行うことができる』とし、活動計画を、働きやすい環境作り・一貫したケア実施・安全な看護・勉強会の開催・スタッフの育成としました。年間を通し、新人は勿論、既卒新人や他チームからの異動スタッフ、他病棟からの異動スタッフに対する指導に大きく関わっています。個別に指導計画を立て、振り返りは欠かしません。チーム内での問題が発生した場合、リーダーやサブリーダーが中心となり問題の解決や対策の周知を行います。また、2〜3ヶ月に1度の割合でリーダー会議を行っています。リーダー・サブリーダー・看護長・主任が集まり、各チームの問題や相互応援体制・育成方法について話し合います。助産師と看護師の協働に大きく貢献しています。

チームとは別に係の活動が行われています。

教育係は、スタッフの指導全般です。新人の指導は、プリセプターが中心となり教育係が補佐的役割を担って計画的に進めています。今年度は助産師3名の新人が配属されました。新人指導はほぼルーチン化されており、まず新生児係から始まり、分娩係、褥婦係、外来業務と進みます。定期的な振り返りも継続して行い、都度成長の度合いを確認しながら、指導方法を改善しています。プリセプターの思いや悩みを聞くのも、教育係の大切な役割です。定期的な学習会の企画・実施も行っています。

産科におけるフリースタイル勉強会は、新人対象に2年生が講師となり行いました。対象となる新人だけでなく講師である2年生自身も勉強になります。他は、CTG・緊急帝王切開時の対応・母乳育児について、小児科ではSOTIについて・新生児の呼吸と循環について・痙攣発作の緊急時の対応などの勉強会を企画開催しました。

業務係は、インシデントレポートを整理し、原因や対策の病棟内周知と、KYTの事例検討会を行いました。また、6階病棟の業務手順の見直しを行います。見直しは新人が中心となって行うことで、自分達の看護技術の振り返りに役立っています。6階病棟ではお産の同窓会を年4回業務係が中心となって行っています。昨年、参加されたお母さん方からアンケートをもらい、意見を聞きました。そのアンケート結果を参考にして『赤ちゃんとの遊び』に注目し、お母さんと二人で出来る遊びを紹介しています。お産の同窓会は、定員10名程度としていますが、今年は参加されるお母さんが少ないのが現状です。周知方法が不十分との意見もありますが、お母さん方の需要に変化があるのかもしれません。同窓会の存続の是非も含め、今後の検討課題と思っています。

CIS・パス係は、アンケート結果によりスタッフが必要としているCIS・パスの新規作成や修正を行っています。今年度は電子カルテ更改後に発生した修正を行いました。

看護研究係は昨年から引き続きで行っている研究を院外で発表しました。『妊娠糖尿病の既往のある女性の産後の継続的な受診行動を妨げている要因について 〜育児との調整の負担感に焦点をあてて〜』をテーマにしています。糖尿病を悪化させないためには継続的な受診が必要です。どんなことが原因で継続的な受診ができないのか?その原因を探り要因の洗い出しを行ない、その原因を削減するために私たちはどんなフォローをしたらよいのか?昨年院内で発表し、今年さらに継続してデータを集め検討を重ね、11月に三重県津市で行われた学会で発表を行いました。

学生指導・感染・イメプレ係は、今年は一つの係として活動しました。

感染対策については、手洗いの方法やガウン・マスク・グローブの装着方法など学習会を行い個別的に指導、年に2回の監査も行っています。継続的には速乾性手指消毒剤の使用量を集計し使用の推奨をしています。小児科はインフルエンザ・ノロウィルス・ロタウィルス・RSウィルス・麻疹・水痘など多くの感染症が存在します。その反面、NICUや妊婦さん、新生児においては感染症はあってはならないものです。6階病棟は必然的に感染に対しては、十分な注意が必要となります。

学生指導係は助産師と看護師の学生の指導を行います。助産学生は1校1グループ4名、看護学生は4校10グループで54名を受け入れており、毎月どこかの学生が病棟で学んでいる状況です。看護は今年から1校追加になっています。看護は1クール2〜3週間ですが、助産は3ヶ月間の実習期間になります。学生指導グループは実習の目標や指導要綱を基に各学校のインストラクターと調整を行い、計画的に指導を行います。助産師の思いは熱く、その思いを受けて学生は日々苦労しながらも成長していきます。学生自身自分の成長を、実習の中で確認しています。実習後のアンケートでは各学校や学生から高い評価を受けています。

イメージ・プレパ係は、季節ごとの飾り付けに毎回工夫を凝らしています。お正月・ひな祭り・こどもの日・七夕・クリスマスなど病棟内のイメージがその都度変わっていきます。楽しい入院環境に貢献しています。クリスマスでは、医師やスタッフがサンタやトナカイの仮装をしてプレゼントを渡しました。その場面の写真はその日の内に病棟内に掲示されています。

6階病棟は入院の多くが臨時入院です。休日や夜間に関係なく入院があります。常に臨時入院に対応できる態勢を整えています。そのためには助産師、看護師、看護助手や医師の協力が不可欠です。これからも全員の力を合わせて、忙しさに惑わされることなく丁寧な対応を心掛け、患者さんが安心して入院生活を送れるよう自分たちの役割を果たしていきたいと思います。