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皮膚科

人の動き

2016年度は特に医師の異動がなく2人体制で外来・病棟の診療を行いました。本年は1年目研修医の佐々木亮先生、小森崇史先生、新川知世先生、伊藤朔先生と2年目研修医の高橋可南子先生が各1か月間皮膚科で研修していただきました。井上夕菜先生は1年目研修医の時に1か月と2年目の時に2か月間皮膚科で研修していただきました。

業務内容

外来診療は火、木、金曜日の午前午後と水曜日の午前中に一般外来を、月曜日の午前中は予約外来を行っております。月曜日の午後は手術室で手術を行っております。生検や小手術は毎日外来で行っており、小児の全身麻酔手術は金曜の朝に手術室で行っております。2016年の外来患者数は18,047人、新患・初診患者数1,551人で入院件数は132人でした。皮膚科入院の平均在院日数は6.2日でした。手術件数は近隣の診療所からの紹介にて前年より増加しております。植皮手術や皮弁手術は前年と変わりありませんでしたが皮膚腫瘍に対する手術件数は昨年より10%ほど増加しておりました。診断の精度を上げるために積極的に皮膚生検を行い昨年より増加しております。リンパ節生検(摘出術)や筋生検は昨年と同様でありました。レ ーザー治療については太田母斑、異所性蒙古斑、老人性色素斑などに対してQスイッチレーザーおよびアレキサンドライトレーザーを用いて治療し線維腫、眼瞼黄色腫、疣贅、脂漏性角化症、コンジローマに対してCO2レーザー治療を行っておりますが昨年よりはやや減少しております。乾癬に対する分子標的薬の使用件数も昨年より増えてきています。

今後も近隣の医療機関との連携の他に院内の他科の先生と協力して診療を行っていきたいと思います。

手術件数(手術室および外来を含めて)

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
皮膚腫瘍摘出単純縫合 553 453 496 523 589
植皮手術 19 35 26 14 14
皮弁 10 11 6 13 12
指・趾切断 2 5 4 1 2
腋臭症手術 1 5 5 4 1
外傷創手術 18 16 21 26 29
その他 10 5 11 12 19

生検数

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
皮膚生検 127 152 128 160 188
筋生検 4 3 4 3 4
リンパ節生検 17 5 15 7 7

レーザー治療件数

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
Qスイッチルビーレーザー治療、
アレキサンドライトレーザー治療
136 145 146 142 129
CO2レーザー治療 181 200 211 198 182

研究活動について

原著

  1. Kobayashi K, Kono M, Shiraishi M:Severe acquired acrodermatitis enteropathica caused by anorexia nervosa. J Dermatol,43:456-457,2016
  2. Sato K, Adachi K, Nakamura H, Asano K, Watanabe A, Adachi R, Kiuchi M, Kobayashi K, Matsuki T, Kaise T, Gopala K, Holl K:Burden of herpes zoster and postherpetic neuralgia in Japanese adults 60 years of age or older:Results from an observational, prospective, physician practice-based cohort study. J Dermatol.2016 Dec 5[Epubahead of print]
  3. 小林圭樹、澤田匡秀、水柿典子、堀本浩平、筬井泰江、米田明弘、山下利春、西坂尚大:紅皮症を呈した毛孔性紅色粃糠疹の1例.皮膚臨床58:1121-1125,2016

講演会

  1. 阿久津裕:「糖尿病のフットケア 〜予防と治療〜」第21回糖尿病療養指導士セミナー、2016年7月29日、札幌
  2. 阿久津裕:「かゆみとオサラバ 〜秋から冬にかけてのかゆみ〜」第198回健康セミナー、2016年9月17日、札幌
  3. 小林景樹:脱毛症治療.大鵬薬品株式会社社内講演会.2016年10月、札幌

学会発表

  1. 小林景樹、阿久津裕:瘢痕性脱毛症の1例。第408回日本皮膚科学会北海道地方会.2016年12月、札幌