札幌病院


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事務部総括

NTT東日本札幌病院
事務長 工藤 太

医療を取り巻く環境は、今後の高齢化の更なる進展に伴い顕在化してきたさまざまな課題に国を挙げて取り組むなど、病院をも巻き込んだ潮流が加速しています。

そのような中、NTT東日本札幌病院は、2011年度から掲げている中期事業方針である『専門性の高い良質な医療を提供する病院をめざす』のもと、診療体制の整備・充実等に積極的に対応するなど、全職員が一丸となって取り組んできました。

病院の経営管理を担う事務部においても同様、一人ひとりが病院の社会的使命を認識しつつ、2016年においては、次のとおり意欲的に取り組みを推進しました。

  1. 診療体制・診療内容の整備・充実に向けては、①平成28年診療報酬改定(重症度、医療・看護必要度の見直し等)に向けた対応、②入退院・総合相談センターの機能強化、③中央処置室・化学療法室の拡充、④病棟への薬剤師の配置、⑤認知症ケアチームの創設等を実施しました。
  2. 急性期病院としての役割を踏まえた患者さんへの対応強化に向けては、①リニアック(放射線治療装置)の更改、②ダ・ヴィンチXi(内視鏡手術支援ロボット)の新規導入、③地域医療連携システムの導入、④健康セミナー200回記念講演の開催、⑤ホームページへの病院指標の開示、⑥患者さんのご意見への継続的な対応、⑦職員への接遇・マナー研修の実施、⑧文書センター(診断書等の申し込み窓口)の設置、⑨治験推進に向けた院内ルールの整備等を実施しました。
  3. 医療の質向上・安定した経営基盤の確立に向けては、①日本病院会QIプロジェクトへの参加、②後発医薬品への置換の推進、③ベンチマークの徹底による医薬品・医療材料費等の削減等を実施しました。
  4. 魅力溢れる病院風土の醸成・システムの安定的運用に向けては、①職員意識調査の実施、②院内コミュニケーション環境の充実に向けたICT(情報通信技術)の活用検討、③電子カルテ更改後の運用検証等を実施しました。

2017年は、平成30年診療報酬・介護報酬改定を直前にひかえ、病院の経営環境は益々厳しさを増してきている状況にありますが、地域・患者さんのニーズに最大限応えていくためにも、職員にとって働きやすく、且つ、働き甲斐があり、魅力溢れる病院風土を醸成していくことで、医療の質・経営の質のいっそうの向上につなげていくとの認識のもと、事務部一同、まい進していく所存です。