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薬剤科

業務内容

調剤室

処方オーダに対応した調剤業務を中心に行っています。本年は病棟への払い出し間違いを防止するために、調剤・鑑査・払い出しの工程を見直し、ダブルチェック後に払い出しすることとしました。また、毒薬・向精神薬の管理を強化しました。

■処方箋枚数
[外来]: 52枚/日(前年比96%)
[入院]:145枚/日(前年比100%)

DI室

最新の医薬品情報を収集処理し、院内LANで関係部署に的確に周知する業務、オーダリングシステムの薬品マスタのメンテナンスを中心に行っています。本年は、後発医薬品への変更作業、主にマスタ整備や在庫整理を行い、内用薬23品目、外用薬6品目を後発医薬品に変更しました。また9月以降はカルテ更改のため新規マスタの構築を行いました。

治験

治験審査委員会を6回開催し、これらの概要をホームページ上に掲載しました。本年は新規治験6件(ASP015K【RAJ4】第Ⅲ相試験、ASP015K【RAJ3】第Ⅲ相試験、NNC0195-0092第Ⅲ相試験、DS5565糖尿病性腎症第Ⅲ相試験、CS-3150第Ⅱ相試験、 DS5565帯状疱疹後神経痛第Ⅲ相試験)及び、製造販売後調査25件の契約を締結しました。

薬品管理室

薬品の購入管理、注射薬・処置薬の院内への供給、災害対策医薬品の備蓄等を、ヘルスケアーテック株式会社と共同で行っています。入院患者の注射薬は個人ごとのトレーに1日分ずつ1回施用量の単位でセットを行い、看護師の業務軽減と薬品の取り間違いを防いでいます。また、ICUの移転に伴い専用の注射カートを導入して対応しました。

■注射処方箋枚数
[入院]:6,823枚/月(前年比97.6%)

製剤室

毎週月曜日と木曜日の午前に担当者1名を配置して院内特殊製剤を調製しています。PA・ヨード点眼・洗浄液、ジオクチルソジウムスルホサクシネート耳科用液5%「CEO」、ロゼックスゲル0.75%が新規採用となったため、調製品目としてイソジン洗眼液、耳垢水、フラジール軟膏が削除となりました。

無菌製剤処理

無菌調剤室におけるTPN調製および陰圧調製室における抗がん薬調製業務と、各病棟に設置されたクリーンベンチにおける午前の注射薬混合調製業務を行っています。本年は、入院・外来ともに抗がん薬調製件数の増加が見られました。

■TPN調製
[入院]:50.7件/月(前年比83.1%)
■抗がん剤調製
[入院]:140.7件/月(前年比116.3%)、 196.4剤/月(前年比113.3%)
[外来]:239.5件/月(前年比104.6%) 、309.0剤/月(前年比103.0%)

化学療法室

外来化学療法室にがん専門薬剤師を専任配置し、患者面談を通じて服薬指導や相談応需を行うとともに、医師へ副作用対策の処方提案を行い、安心安全ながん薬物療法の遂行とチーム医療の充実に取り組んでいます。本年は特に長時間レジメンの外来治療が増加し、より複雑な対応と安全な遂行が必要となりました。

■外来化学療法患者への面談件数
67.3件/月(前年比93.3%)

病棟業務

各病棟に担当薬剤師2名(兼任)を配置し、医薬品の適正使用や薬物療法の支援など目的に、薬剤管理指導・持参薬の確認と登録・病棟での注射薬調製・TDM・カンファレンスへの参加などを通して、より良い医療が提供できるよう他職種と連携を図りながら活動しています。

■薬剤管理指導料
625.9件/月(前年比98.4%)

教育・研修

<資格認定>
日本糖尿病療養指導士:青木 裕香
NST専門療法士:田中 哲也
認定実務実習指導薬剤師:田中 哲也
特定化学物質作業主任者:田中 哲也
有機溶剤作業主任者:白川 貴章

<薬学実務実習>
荒川 桃子(北海道薬科大学薬学部5年): 1月5日〜3月20日
石倉 大夢(北海道薬科大学薬学部5年): 1月5日〜3月20日
岡部 紗也(北海道薬科大学薬学部5年): 1月5日〜3月20日
佐々木 麻衣(北海道薬科大学薬学部5年): 1月5日〜3月20日
角田 亜沙美(北海道医療大学薬学部5年): 9月7日〜11月20日
木村 朱里(北海道医療大学薬学部5年): 9月7日〜11月20日
亀山 裕司(北海道医療大学薬学部5年): 9月7日〜11月20日
亀山 航(北海道医療大学薬学部5年): 9月7日〜11月20日

研究活動について

学会表会(国際学会、全国学会、地方会、研究会)

  1. 萩野貴志、笠原英樹、村林広美、阿部佳史、伊藤直樹:「グルコン酸クロルヘキシジン含有刺入部保護用パッチ使用によるCLABSI予防の効果の検討」第30回日本環境感染学会、2015年2月20日、神戸
  2. 佐々木弘好、青木裕香、田中哲也、滝沢麻理、阿部佳史、関沢祐一、友納ひとみ、佐藤歩、松浦弘司:「インスリンのヒヤリ・ハット報告調査」第4回日本くすりと糖尿病学会学術集会、2015年9月27日、新潟

その他の発表(講演会・セミナー等)

  1. 作田重人:その後の医療安全活動「薬剤科の取り組み」NTT東日本札幌病院第5回医療安全講演会、2015年1月9日、札幌
  2. 阿部佳史:「関節リウマチのお薬について」NTT東日本札幌病院第2回リウマチ教室、2015年2月15日、札幌
  3. 高橋健太:「オピオイド使用の基礎知識」第1回緩和ケア勉強会、2015年4月22日、札幌
  4. 滝沢麻理:「お父さん、お母さんに知ってほしい!こどもの薬の基礎知識」NTT東日本札幌病院健康セミナー、2015年5月16日、札幌
  5. 浅野順治:「当院におけるBrentuximab Vedotinの使用概況」薬剤師HEMATOLOGY FORUM IN SAPPORO、2015年5月21日、札幌
  6. 滝沢麻理:「SGLT2阻害薬の特徴と服薬指導」第18回糖尿病療養指導士セミナー、2015年7月10日、札幌
  7. 浅野順治:「がん領域における薬剤師の取り組みについて考える〜やっていること、やるべきこと、やりたいこと〜」ONCOLOGY Forum、2015年9月25日、札幌
  8. 白川貴章:「病院における薬剤師の仕事」札幌手稲高等学校・北海道薬科大学連携「薬剤師インターンシップ」、2015年10月29日、札幌
  9. 阿部佳史:「NTT東日本札幌病院における薬剤師の感染対策活動」2015年度第3回「感染制御専門薬剤師」セミナー、2015年10月30日、札幌
  10. 阿部佳史:高齢糖尿病患者の服薬管理、Scienti cExchange Meeting in Sapporo〜薬剤師・看護師セミナー〜、2015年11月21日、札幌

その他(新聞記事、随筆など)

  1. 関沢祐一:「病院紹介、安全で心のこもった良質な医療の提供を求めて」日病薬誌 第51巻12号、1484-1485、2015