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耳鼻咽喉科

業務内容

2014年4月から当院に勤務していた打田医師は3月に異動となり、4月から前田医師が国立病院機構北海道医療センターから赴任しており、本年も二人の耳鼻咽喉科専門医による診療体制となっております。

当院は日本耳鼻咽喉科学会認定の耳鼻咽喉科研修指定病院でもあり、劉は耳鼻咽喉科専門研修指導医の資格を有しております。耳鼻咽喉科志望、あるいは他科志望で耳鼻咽喉科研修を希望する初期研修医の研修を受け入れていますが、本年は實川医師が2か月間研修し、短い間ながら診療の場で活躍してくれました。

外来は月、火、木、金曜日の午前中、および月曜日と木曜日の午後に一般診療を、火、金曜日の午後は特殊外来として、諸検査、生検や小手術、あるいは頭頸部腫瘍の患者様のフォローを行っております。また、水曜日の終日、及び金曜日の午後は手術室での手術枠に充てています。

手術数はゆるやかな増加傾向にあり、耳、鼻副鼻腔疾患、口腔咽喉頭疾患、頸部腫瘍を扱っていますが、当院では良性疾患の症例が圧倒的に多いのが現状です。打田医師同様、前田医師は鼻科手術に積極的に取り組み、内視鏡下副鼻腔手術、粘膜下下鼻甲介骨切除手術、鼻中隔彎曲症矯正術、アレルギー性鼻炎の後鼻神経切断術等を高いレベルで完遂させるべく、研鑽を重ねております。その他、甲状腺手術、副甲状腺手術も症例数を増やしております。手術を要する疾患のほかには扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎などの急性炎症、顔面神経麻痺、突発性難聴、急性期の内耳性めまいの入院治療を行っています。

頭頸部悪性腫瘍については甲状腺癌、早期の口腔癌の手術、咽頭癌、喉頭癌の根治放射線照射治療等に対応しておりますが、マンパワーを要する悪性腫瘍手術については現時点では北海道大学病院、北海道がんセンター、市立札幌病院と連携を取りながら患者さんを紹介、治療を依頼しています。

当科では主として副鼻腔炎の内視鏡下手術、唾液腺、甲状腺手術、アレルギー性鼻炎に対する外来でのアルゴンプラズマによる粘膜焼灼術、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する終夜睡眠ポリグラフィー検査とCPAP導入等に力を入れておりますが、アルゴンプラズマによる治療をご希望される患者さんには、効果がより高い粘膜下下鼻甲介骨切除術+後鼻神経切断術についてもご提案させていただいております。また、ダニが原因のアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法にも今後対応予定です。SASについては外来でできるスクリーニング検査として、診察日即日にアプノモニターを貸し出し、結果により精密検査であるフルポリソムノグラフィー検査を一泊入院で行っております。

その他疾患についてもお気軽にお問合せいただければ幸いです。

総手術件数(2015年1月〜12月、外来手術を含む)

皮膚・皮下手術 0件
鼻・副鼻腔手術 116件
外耳・中耳・内耳手術 131件
咽頭・扁桃手術 74件
喉頭・気管 23件
顔面・口腔・頸部・食道 50件
394件
2011年 2012年 2013年 2014年
248件 298件 323件 359件

外来患者数(2015年)

  新患 再患
1月 96 654
2月 95 640
3月 95 936
4月 94 733
5月 99 778
6月 106 942
7月 77 816
8月 99 787
9月 94 830
10月 94 833
11月 93 852
12月 96 842
合計 1138 9643

研究活動について

講演座長

  1. 劉澤周(座長)、清水康:特別講演「頭頸部癌の薬物療法〜標準的治療法と支持療法について〜」第123回札幌市耳鼻咽喉科医会学術研修会、2015年2月、札幌
  2. 劉澤周(座長)、鴻信義:特別講演「ESSを含めた鼻科手術について」第125回札幌市耳鼻咽喉科医会学術研修会、2015年5月、札幌
  3. 劉澤周(座長)、中丸裕爾:特別講演「耳鼻科からみる喘息〜好酸球性副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎との関わり〜」第126回札幌市耳鼻咽喉科医会学術研修会、2015年12月、札幌

新聞記事

  1. 劉澤周:「学んで治そう」北海道新聞、2015年9月2日