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皮膚科

人の動き

2015年3月末で、医局人事により菊池裕美子先生が退職され砂川市立病院に異動されました。交代で小林景樹先生が4月に着任されました。小林先生は大学病院、釧路日赤病院などの関連病院で経験を積まれ、外来、病棟、手術で活躍されています。本年は1年目研修医の中易先生、菅原先生、石田智隆先生、石田哲朗先生が各1か月間皮膚科で研修していただきました。

業務内容

外来診療は火、木、金曜日の午前午後と水曜日の午前中に一般外来を、月曜日の午前中は予約外来を行っております。月曜日の午後は手術室で手術を行っております。生検や小手術は火、水、木、金曜日の午後は外来で行っており、小児の全身麻酔手術は金曜の朝に手術室で行っております。2015年の外来患者数は18,840人、新患・初診患者数1,913人で前年と同程度でしたが入院件数は150人で前年より30%増加しております。皮膚科入院の平均在院日数は6.5日でした。手術件数は近隣の診療所からの紹介にて前年よりやや増加しております。植皮手術が昨年より減少していますが、そのかわりに皮弁の手術が増えていて植皮をしなくても再建できたものと考えております。腋臭症手術、陥入爪手術、足趾切断のほか筋生検、リンパ節生検など幅広く診療を行っております。レーザー治療については太田母斑、異所性蒙古斑、老人性色素斑などに対してQスイッチレーザーおよびアレキサンドライトレーザーを用いて治療し線維腫、眼瞼黄色腫、疣贅、脂漏性角化症、コンジローマに対してCO2レーザー治療を行っておりますが常勤医2名では件数は飽和状態です。

今後も近隣の医療機関との連携の他に院内の他科の先生と協力して診療を行っていきたいと思います。

手術件数(手術室および外来を含めて)

  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
皮膚腫瘍摘出単純縫合 607 553 453 496 523
植皮手術 25 19 35 26 14
皮弁 10 10 11 6 13
指・趾切断 11 2 5 4 1
腋臭症手術 6 1 5 5 4
外傷創手術 16 18 16 21 26
その他 14 10 5 11 12

生検数

  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
皮膚生検 120 127 152 128 160
筋生検 0 4 3 4 3
リンパ節生検 8 17 5 15 7

レーザー治療件数

  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
Qスイッチルビーレーザー治療、
アレキサンドライトレーザー治療
136 136 145 146 142
CO2レーザー治療 155 181 200 211 198

研究活動について

講演会

  1. 阿久津裕:「眼で見てわかる腟・外陰・皮膚・乳房疾患のすべて」北海道産婦人科医会学術研修会、2015年8月30日、札幌

講演会

  1. 菊池裕美子、阿久津裕、服部敏之、坊垣幸、笠原秀樹:「インフリキシマブ投与により重篤な全身症状とParadoxical Reactionを呈した尋常性乾癬の1例」皮膚臨床57:1505-1509、2015
  2. 佐藤さゆり、神谷詩織、肥田時政、阿久津裕、山下利春:「皮膚コレステリン肉芽腫の2例」皮膚臨床57:1175-1178、2015
  3. 阿久津裕:「眼で見てわかる腟・外陰・皮膚・乳房疾患のすべて」北産婦医会報128:8-12、2015