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9階ナースステーション

業務内容

平成26年度は病棟目標に1)患者・家族の意向に沿い、チームが一丸となった個別性ある看護ケアを実践し、安全・安楽を配慮した療養環境の整備・支援によりインシデントの削減を目指す、2)DPCに沿った業務プロセスの見直しを図り、他職種と連携を強化しながら、効率的な看護業務を遂行する、3)専門職業人として、スキルアップのために院内外の研修、学習を継続し、自己の能力向上、並びに病棟の看護の質向上を目指す、4)診療報酬の改定を踏まえ、一人一人が時間管理、コスト意識を持ち健全な病院経営に参画できる4つを挙げました。

今年度は診療報酬の改定に伴い、DPC眼科パスが充実し、眼科の入院期間が10日間から1泊に短縮し、さらに消化器内科と血液腫瘍内科の体制拡大により、入院を積極的に受け入れたことで病棟稼働率数が上回り、病院の収益に貢献する事が出来ました。3月、リーダー核の勤務交替でマンパワーが減少し、病棟の繁忙度が増すことで時間外勤務の増加は見られましたが、他部署からの相互応援や協力体制のもと安全で、安定感ある看護ケアを提供する事が出来ました。9階病棟は特にがんの終末期患者が多く、患者・家族に寄り添い、疼痛コントロールを図りながら終末期の過ごし方を医師・医療連携室等の他職種と調整し、見出しています。業務が煩雑でも優しく笑顔を忘れず、協力体制のもと前向きに頑張っています。終末期患者以外でも、様々な社会背景から転院や在宅への退院調整が必要な患者が増えています。今後も入院時から退院を見据え、患者・家族の意向に沿った調整を行い、患者にとって快適な環境での療養生活を選択できるよう他職種と連携をとり進めていきたいと思います。

今年度の院内看護研究では、テーマ「化学療法患者が口腔内乾燥によって日常生活で受ける影響」から、患者のセルフケア能力を高める事を目的としてすすめました。患者の日常生活において支障を来しやすい食事やコミュニケーションにアプローチして指導を行うことで患者自身の予防行動につながる示唆を得ることが出来ました。

リスクマネージメントに関して、9階病棟では転倒転落・チューブの自己抜去に関するインシデントが多いことを踏まえ、リスクマネージメント係が中心となり、週1回のカンファレンスを定着させ、ルールの改善と実践、改善後の評価を行っていました。スタッフ全体でインシデントを振り返ることで、リスク感性を高め、再演防止策につなげることができました。転倒・転落に関しては、ウォーキングカンファレンスを継続することで、ベッドサイドで患者の状況をアセスメントし、患者の状況に合わせた対策を行う事が出来ました。チューブの抜去に関してはインシデント減少には至らず、次年度の課題として引き続き取り組んでいきたいと思います。

以上、平成26年の9階病棟は煩雑な業務の中でもスタッフ一人一人が患者のために、スタッフ全体のレベルアップのために、忍耐力を持って行動し結果を残した一年でした。看護部並びに他部署の協力を得て、業務の体制の確立と業務の効率化により、働きやすい環境作りと看護ケアの質向上につなげることが出来ました。退院時の患者アンケートでは、「看護師の対応が優しく丁寧で安心した入院生活を送ることができました。

医師、看護師、薬剤師、助手、その他のスタッフの情報共有と連携が良く機能している。」との言葉もいただいております。これからも各部署と協力しながら、9階病棟の“患者に寄り添う看護”に磨きをかけて頑張っていきたいと思います。