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5階ナースステーション

業務内容

2014年5階病棟は6名のスタッフが退職、5名が異動となり、新人が4名配属となりました。

2014年の5階病棟看護目標は以下の4点を挙げました。

  1. 一人ひとりが急性期病院としての役割を理解し、安全で質の高いチーム医療、看護を提供する
  2. 看護業務の効率化をはかるとともに、部署や他職種の専門性を生かした相互応援体制を構築する
  3. 専門職業人として自己研鑚に努め、倫理観と根拠に基づいた看護を実践する
  4. 診療報酬の改定に応じた病院経営を理解し、病院スタッフとして自覚を持って収支改善に参画する

目標1について

リスクマネジメント係りの活動で毎月のインシデントの集計がされ、原因の分析がされました。分析結果をもとに改善策を立案し周知しています。内服のルールの徹底、インシデントファイル閲覧の徹底、新しいEpiマニュアルの作成に着手し、KYT勉強会で危機予測に対する意識の向上を行いました。感染予防に対して感染防護具の着脱・手洗いの監査を行い、手指消毒剤の使用目標を達成できました。

救急カートの見直しとチェックの徹底を行い、急変時のシミュレーションを行うことで、スタッフが急変時に対応できる環境づくりを行っています。

マニュアル類は今年度もルールが現状にあったものに変更され、重複していたマニュアルも一本化し使用しやすいものになりました。マニュアル改定によりルールの再認識ができ、安全な看護の提供につながりました。

リーダー会が中心となって毎日のカンファレンスのありかたを見直し、さまざまなキャリアのスタッフが多角的に事例を検討することで、質の向上や早期退院や社会資源の活用などに効果がありました。また、教育グループの働きかけで共有計画をすすめ、個別性のある看護に取り組んでいます。

目標2について

DPCに対応したパスの見直しと乳がん化学療法・めまい症・PDの新規作成を行いました。他部門との連携に関しては、Cブロック勤務を新たに行うことで外来業務への理解が深まり、継続看護の意識向上に効果がありました。毎週のカンファレンスで皮膚排泄ケア看護師と情報共有することで、ストマケアと褥瘡予防の十分なスクリーニングができ早期介入することができ、スタッフの知識・技術が向上しました。また、手術室や検査部門の協力を得て見学を行い、病棟での看護に生かすことができました。看護助手とも業務の見直しを検討し連携を深めています。次年度も信頼関係を大切にして、他部門と相互協力を行い、いいチーム医療につなげたいと思います。

目標3について

倫理レポートをカンファレンスで事例検討することで、倫理的な視点の学びを共有するようになり、日々の看護の振り返りを行うことにつながっています。

外科の特性である呼吸訓練・早期離床・ドレーン管理などを見直し、看護の質向上を行っています。また、自己研鑚として全員が院内・院外研修に参加し、看護研究では3年目が4題、病棟1題の発表を行いました。

育成面では、新人が4名、2年目5名に計画的に指導を行いました。5階病棟では3年目以下のスタッフが41%と多く、アセスメント能力の向上を目指して計画的にリーダー育成計画を行い取り組みました。その結果、3年目のリーダーを育成することができ、チーム力の底上げができたと思います。ラダーの申請については個々に合わせた目標を共有し適宜申請することができました。

目標4について

業務グループ・リーダー会の活動で、ごみの分別や衛生材料などのコスト削減に対する意識づけができました。また、深夜業務内容や入院チェックリストの改訂など日常の業務を見直し、業務の効率化ができました。

他科と連携し有効なベッドコントロールを行うこと、DPC入院期間を考慮した退院調整、確実な看護必要度の算定など経営への参加意識をもって病棟全体で貢献できました。

今年は診療報酬の改定、DPC導入などの大きな変化に対応することが大変な年でした。しかし初期の混乱を乗り越え、スタッフそれぞれが持てる力を発揮して患者に寄り添った看護を行っています。今後さらにスタッフが自分自身の力で働きやすい病棟をつくることを目指していきたいと思います。