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外来

Aブロック

当外来は4名の常勤医師と3人の看護師で外来診療を行っています。

月・火・木の週3日、常勤医による一般外来・予約外来・スポーツ外来を行い、100〜150人/日の外来患者様の診療を行っています。常勤医には、膝専門医・上肢専門医がおり、また、水・金は非常勤医師が完全予約制の専門外来(股関節・脊椎)を行っています。

年齢問わず、スキー、スノーボード、バスケットボール、サッカー、野球など様々なスポーツを行っているアマチュア・プロの選手も受診され、捻挫・骨折・靭帯断裂など様々なケガの診療を行っています。 また、年齢を重ねることによって起こる膝や股関節の変形性関節症に対して人工関節置換術も行っており、手術によって日常生活における疼痛などの苦痛を軽減することで、生活の質の向上を目指しています。

患者様やご家族が安心して検査・治療・手術が受けられるように、コミュニケーションを大切にし、患者様やご家族の想いを医師に伝える橋渡しの役割も担い、より良い看護を行うように努力しています。

Bブロック

B1.B2ブロックはリウマチ膠原病内科、腎臓内科、循環器内科、糖尿病内分泌内科、呼吸器内科、血液・腫瘍内科の6科、10診察室を、看護師6名、MA4名、クラーク2名で対応しています。

1日の患者数は400名を超えることも多く、病院全体の外来患者の1/3を占めています。早朝8時採血を有効に活用し待ち時間の対策を行っています。

リウマチ膠原病内科では複雑な症状の患者が多いため、初診や再診で症状の変化に特に留意し問診の聴取を行っています。外来での生物化学製剤使用の患者も多く中央処置室や化学療法室との連携を強化し患者対応にあたっています。

腎臓内科では糖尿病内分泌内科と連携した透析予防プログラムの実施や、腹膜透析患者においては透析センターやWOC認定看護師と連携し対応しています。 循環器内科では救急搬送患者に対し迅速な対応ができるよう他部門との調整を図っています。また、慢性心不全と睡眠時無呼吸症候群の関連から簡易的な自宅で行える検査の案内も行っています。

糖尿病内分泌内科では血糖コントロールに関しての検査としてCGMSを積極的に行い、外来インスリン導入も受診日当日に臨時で糖尿病療養指導士が対応しています。内分泌の負荷試験も外来で対応しています。

呼吸器内科では、症状を有する予約外患者が多く優先度を考慮した診察を行っています。冬期間においてはインフルエンザ患者が多いため感染拡大防止に配慮した対応をしています。抗がん剤治療を受けている患者については、化学療法室や認定看護師と連携をとりながら患者の不安が軽減できるよう努めています。

血液・腫瘍内科では、輸血をはじめ骨髄穿刺などの処置があり中央処置室や関連部門と、悪性疾患に対しては化学療法室や認定看護師と連携を図りスムーズな対応に努めています。

すべての診療科において、患者が安心・安全に診療が受けられるよう各職種が協力し、外来看護の充実に向け努力しています。

Cブロック

当外来は、消化器内科・外科・泌尿器科の3科混合で、診察室は消化器内科3つ、外科2つ、泌尿器科2つの計7つあり、医師は3科合わせて15名、看護師は7名で外来診療・検査・処置等を行っています。

消化器内科は外来での化学療法や内視鏡治療が増加しており、消化器病センターとして外科や内視鏡センターと連携を密にし、安全な検査・治療の提供に心がけています。

外科は消化器内科や他院から手術目的で紹介された患者様の診察を主に行っており、手術を決めた患者様の入院までのサポートや退院後のフォローアップを行っています。また、12月からは平日に受診が難しい方の為に、第3日曜日に乳がん検診を始めました。受診された方からは、大変高評価をいただいています。

泌尿器科は診察と共に外来で膀胱鏡検査・尿水力学的検査・超音波検査・膀胱留置カテーテル交換・抗がん剤膀胱注入療法・パッドテストなどの検査や処置、自己導尿の指導などを行っています。男性不妊症は専門外来があり、プライバシーには十分に配慮するように努めています。

当ブロックには、ストーマ外来が併設されており、WOCナースと連携し、コロストミー、ウロストミーの患者様へきめ細かいケアの提供とトラブルの早期発見・対処ができるよう看護を行っています。

患者様やご家族が安心・安全な医療を受けられ、QOLが高められるよう医師や他部門、多職種と連携をはかり、チーム一丸となってこれからも努力していきたいと思います。

心臓血管外科外来(Dブロック)

心臓血管外科では、心臓疾患の外科的治療以外にも、閉塞性動脈硬化症(ASO )・深部静脈血栓症(DVT)・下肢静脈瘤疾患の患者が受診します。下肢静脈瘤に対してはABI・下肢静脈エコー検査により診断・治療を行っています。治療法の一つである弾性ストッキングは下肢計測を行い患者の足に合ったサイズを決めています。着用の指導などはパンフレットや注意事項などの冊子を利用して行っています。

平成22年度に外来での下肢静脈瘤による日帰り手術を始めました。平成26年は49件で年々日帰りや入院での下肢静脈瘤手術件数は増加傾向にあります。基本的に、下肢静脈瘤の手術は、日帰りの手術を勧めていますが、遠方のため手術翌日の受診が困難な場合や手術後創部の状態に不安がある場合には、患者の希望に応じて入院で手術を行うことも可能です。

患者の入院や手術に対しての不安を軽減するため、入院前オリエンテーションには十分時間をかけ、解りやすく説明する様に心掛けています。また退院後は病棟サマリーを活用し外来での継続看護につなげています。

今後も患者が安心して受診出来る様に日々努めて行きたいと思います。

精神科外来(Dブロック)

精神科外来では、物忘れの自覚がある方や家族の勧めなどで受診される患者が増えています。物忘れ検査は、脳MRI(またはCT)・脳スペクト・心理検査・検体検査・骨塩定量の5種類の検査を行います。平成26年度は833件で、前年度と比較して113件増加しています。当院入院中の患者の診療依頼や、他院・介護施設などからの検査も増加傾向にあります。初めて受診される患者は家族同伴で来院されており、検査内容や検査の順番などの説明は、ご家族も含めて十分に行い、諸検査が円滑に実施できるように努めています。また、検査結果の説明には十分な時間が取れるよう配慮し、検査結果の説明だけでなく、今後の生活への対応についても指導しています。

精神科外来を受診される患者の疾患は多種に渡りますが、必要に応じて患者の家族や職場の上司とも相談できるように診療時間の調整を行い、より良い家庭・職場環境で治療が継続できるよう対応しています。また、経済的・社会的不安を感じている患者にはソーシャルワーカーと連携し、相談対応の依頼も行っています。

平成26年度は、一日当たり60〜80名の患者が受診しています。職場や家庭でのストレスを抱える方も多いため、患者が不安を表出しやすい環境を整え、きめ細やかな配慮ができるように努めています。

眼科外来(Eブロック)

眼科受診患者の主な疾患は、白内障・緑内障・ドライアイ・結膜炎・糖尿病性網膜症・斜視・内反症です。治療として、レーザー治療・キープティア・プラグ・テノン下注射などを行っております。外来で行うレーザー治療などの際には、患者の不安に留意し安心して治療が受けられるように配慮しております。

平成26年度眼科では白内障や緑内障の手術を100件実施しています。手術に向けての不安を少しでも軽減できるように十分なオリエンテーションができる診療時間の調整と、大きく見やすい用紙(パス)を用いて説明しております。

診療では、未熟児から高齢者、著明な視力障害を有する患者への対応が必要なため、歩行・誘導の介助に気を配っています。特に、診察や検査への移動時の転倒や、椅子からの転落などの事故防止に留意しています。また、眼科は診察前に検査や点眼などがあり待ち時間が生じるため、疾患や症状に応じてスムーズに検査、診察が受けられるように配慮しております。

眼科外来では患者に多職種のスタッフが関わります。常に医師・看護師・視能訓練士・医療事務などのスタッフとの連携を密にし、協力して円滑な外来診療となるよう努めております。

これからも患者が安心して眼科外来を受診して頂けるよう努力していきます。

耳鼻咽喉科外来(Eブロック)

耳鼻咽喉科では、小児から高齢者まで、幅広い年齢層を対象としており、耳、鼻、喉以外にもめまいや、頭頸部領域の腫瘍、甲状腺領域などの診療も行っています。

外来では一般診療のほかに、鼓膜切開術や鼓膜チューブ挿入術、鼻腔粘膜焼灼術、鼻粘膜アルゴンプラズマ凝固法手術(APC)、確定診断のための生検なども実施しています。これらの検査や手術に対しては外来クリニカルパスを使用し、患者が安心・安全に治療が受けられるような看護が提供できるよう心掛けています。また、小児科外来とは連携をとり診療がスムーズできるよう配慮しています。平成21年度より睡眠時無呼吸症候群の診断のため、自宅に器械を持ち帰り簡易検査ができるアプノモニターが導入されました。今年度はH26年1月から12月の期間で49件実施しています。アプノモニター導入以降、睡眠時無呼吸症候群の精密検査であるフルポリ検査を行う患者は大幅に減少し、患者の負担も軽減しています。

現在、睡眠時無呼吸症候群に対し在宅持続陽圧呼吸療法(CPAP)を導入している患者は計110名となり年々増加傾向にあります。CPAP療法を行っている患者は毎月定期的に通院し身長・体重・体脂肪測定を行ない健康管理ができるようアドバイスしています。また3ヶ月に1度のデータ解析を行い使用効果のフィードバックを行い継続看護に努めています。 今後も、スタッフ一同、患者に安心・安全に看護を提供できるように努力していきます。

小児科外来(Fブロック)

小児科外来は、一般診療、乳幼児健診、予防接種の他、専門外来として内分泌外来、心臓クリニック、血液外来、小児神経外来、SOTI外来(食物アレルギーの耐性誘導外来)を行っています。入院による検査、外来での継続した治療も多く、パンフレット、パスを使用し不安なく治療を進めていけるような関わりをしています。病棟スタッフとも定期的にカンファレンスを実施し、継続看護に努めています。

予防接種の分野では、ポリオワクチン・4種混合ワクチン(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ)の接種も定着するとともに、予防接種数の増加、更なる複雑化に伴い、接種スケジュールを組む際に保護者の混乱が生じているケースもみられるため、リーフレットの整備を行い活用しています。又、適宜アドバイスや不安軽減できるような関わりにも努めています。また、ワクチンを定数化しSPD管理にしたことにより、経費節減にも貢献しています。

点滴や採血などの処置の際は、できるだけ患児や付き添う母の不安や恐怖心が軽減できるよう、スタッフ一同優しい言葉がけや笑顔を大事に、より丁寧な関わりを心がけています。

今年度の外来患者数は13,419名でした。医療連携室と協働し、各分野とも他院紹介患者さまの受け入れを積極的に行っています。

今後も安全・安楽な看護を提供できるようにスタッフ一同努力していきたいと思います。

皮膚科外来(Fブロック)

皮膚科外来の診療体制は、例年同様医師2名で、一般診療と手術日があり、数々の処置や手術、光線療法、ピーリング、レーザー(炭酸ガス・Qスイッチ)などを実施しています。他院からの紹介や手術依頼も多く、今年度の外来患者数は17,041名、手術620件(外来・手術室含)でした。

また、小児から高齢者までと幅広い年齢層の患者を対象としているため、安全に診察・処置が受けられるように、年齢やADLに応じた介助をすることやクリニカルパスやパンフレットを使用し、分りやすい説明を心がけています。今年度はマニュアルの見直しや整理を行い、安心・安全な看護を提供できるように努めています。

病棟とのカンファレンスも毎週実施し、シームレスな継続看護を心がけ、患者さんも不安が最小限で外来受診できるような体制を整えています。

今後も患者様のために、質の高い看護を提供できるようスタッフ一同努力していきたいと思います。

産婦人科外来(Gブロック)

産婦人科は、5名の専任医師と2名の非常勤医師で構成されています。

産科は妊娠16週以降の妊婦さんを対象とした健診を行っています。正常で順調な経過をたどっている妊婦さんには、助産師が行うパール外来(助産外来)での健診をお勧めしています。通常の診察室ではなく、カーペットを敷き自由に座れるように環境を整え、一人に30分の時間を設けており、じっくりと妊婦健診・保健指導・分娩前教育を展開しています。又ハーブティーやアロマテラピーを準備し、よりリラックスしてお話しできるように工夫しています。

ゆったりとした環境で助産師の専門性を活かし、産む方が持てる力を充分に発揮でき満足できる出産を目指して、日々妊婦さんとご家族に対して指導に関わっています。1日に3〜6名、最大23名/週の健診を実施し(超音波検査は女性検査技師が担当)、開設から8年が経った平成26年1−12月におけるパール外来健診回数は758回に上り、医師健診も含めた全妊婦健診数(6,027回)の12.5%を担っています。

医師が行う妊婦健診は完全予約制で午前中のみ実施しています。医師は異常の早期発見・治療を担当し、助産師はその状態に応じて必要な保健指導を行うという役割分担をしています。近隣施設からの紹介を積極的に受け入れ合併症妊婦が年々増えている現状で、総合病院としての機能をさらに発揮することが求められています。今後は医師と助産師の専門性を活かし協働する院内助産システムの導入を目指しています。

産後も継続したケアが行えるよう、病棟と週に1回カンファレンスを開催し情報交換を行っています。その情報を基に、産後2週間健診と産後1ヵ月健診時に乳房ケアや育児指導を中心に母子看護を行っています。 必要時は早期に保健センターと連携をとり、地域に繋げた産後フォローを行っています。

2015年8月より助産師クリニカルラダーの初回申請が開始されるため、病棟と連携してポートフォリオの作成、研修参加に積極的に取り組んでいます。

婦人科は1日60〜120人の患者さんが来院され、妊娠16週未満の妊婦のほか、子宮・卵巣等の良性・悪性疾患、更年期障害、感染症等の幅広い婦人科疾患全般に対応した治療が行われています。手術の進歩に伴い入院期間が短縮され外来での指導が重要となっており、患者さんの不安を軽減すべくパンフレット類を充実させ、丁寧に説明を行い不安の軽減に努めています。また、羞恥心に配慮した診察を心がけ、必要に応じて一人一人への声かけや問診を行い患者さんの希望に添った診察・看護・対応ができるよう心掛けています。

年々増加する外来で悪性疾患の診断を受けた患者さんや化学療法を受ける患者さんに対して、安心して治療を継続していけるよう、病棟カンファレンス・化学療法カンファレンスを定期的に開催し、緩和ケア認定ナースへ情報提供する等、外来と病棟の連携・情報交換を大切にしています。

麻酔科外来(Gブロック)

麻酔科外来では、様々な原因で生じる痛みに対して治療を行うペインクリニックと手術患者に対する術前診察を行っています。

2014年度のペインクリニックセンターは専任医師1名、兼任医師6名、他院からの支援医師1名の計8名で構成されています。1日に30〜50人の患者さんが来院され、神経ブロック・電気治療・薬物療法などの治療を行っています。

ペインクリニックを行っている施設は限られており、道内各地から患者さんが来院されるため、年々患者数は増加傾向にあります。専任医師が1名のため待ち時間を要している現状ですが、安全に対する配慮はもちろんのこと患者さんの思いを受け止めながら、身体的な痛みの軽減と同時に精神面のケアを心がけています。

手術療法では道内では唯一当院のみで行っている多汗症に対する胸腔鏡下交感神経節切除術や難治性疼痛に対する脊髄刺激療法が行われています。患者さんが十分なイメージを持って手術に臨める様、パンフレットやDVDを用いてオリエンテーションを実施しています。以前は対応していませんでしたが、2014年度よりMRI撮影が可能な脊髄刺激装置の導入がはじまり、患者さんの治療の選択肢が広がりました。脊髄刺激装置の挿入ではアフターケアを含めた指導を業者と連携して行っています。さらに指導内容を看護記録に記載することで次回のアフターケア時に活用でき、継続看護に役立てています。

術前診察では手術患者の高齢化に伴い、家族の協力なしでは円滑な診察を行えない現状があります。そのため、診察前の術前データチェックの際に患者さんの手術に対しての理解度を確認し、必要時は家族の同席をお願いし、DVDやパンフレットを活用し麻酔に対する理解がより深まるような配慮を心がけています。

化学療法室

化学療法室では、抗がん剤治療以外にも関節リウマチやクローン病への生物製剤の投与を行っています。

2014年度の診療報酬改定に伴い、4月にはそれまで化学療法室で行っていた骨転移に対するビスフォスフォネート製剤の投与及び前立腺がんや乳がん患者さんを対象としたホルモン注射の治療場所を中央処置室に移行しました。2014年の治療件数は2,741件(うち抗がん剤治療は1,916件)と昨年からは横ばいの件数となりました。病床が8床しかない治療室ですが、昨年と比較すると治療時間が長い患者さんが増え、希望の日時に予約がとれない事態も発生しているため、今後の増床に向けて移設を検討している段階です。

抗がん剤治療を行っている患者さんの副作用に対するセルフケア支援は受け持ち看護師が担当しています。受け持ち看護師が中心となり、外来化学療法問診票を用いて多岐にわたる副作用をひろいあげ、主治医と症状やケア内容を共有できるよう努めています。患者さんの社会生活への支障が最小限となるよう、薬剤師と連携しながら、外来治療を受ける患者さんへの支援を行っております。

自己血採血も担当している部署であり、2014年には約320件の自己血採血を実施しました。自己血採血件数が増加傾向であることに加え、化学療法の予約は午後にも増えてきている現状があり、自己血採血は中央処置室スタッフの協力を得ながら行っています。また、自己血採血の介助や採血した血液バッグの処理などは、輸血センターの検査技師と協働で行っています。

化学療法室では様々な診療科の患者さんが治療を受けるため、外来他部署や病棟との連携を図りながら、患者さんに安心・安全な看護を提供できるように努めています。

内視鏡センター

内視鏡センターは看護師7名、クラーク1名、洗浄専任者2名(時差勤務)で業務を行っています。今年度は内視鏡センターが地下1階に移転し、新センターをスタートさせました。スタッフが効果的に業務を行っていけるよう機能的な配置を考え、一つ一つの検査室や更衣室、リカバリールームのスペースを広めに確保し、患者さんが安心して安全に検査や治療を受けて頂けるよう配慮したセンターづくりを目指しました。また、内視鏡の自動洗浄・消毒器を高水準消毒液使用のものに入れ替え、洗浄履歴を管理できるように整備しました。当センターでは、上下部内視鏡検査・カプセル内視鏡検査・EUS・FNA・大腸ポリープ切除術・ESD・気管支鏡検査等の検査及び治療が行われています。ESDの件数も増加しており、高度な介助技術が求められる為、4名の内視鏡技師が中心となり専門的知識・技術を発揮し手術介助、検査介助を行っています。内視鏡センターのスタッフは消化器を中心に放射線科検査(放射線科6番)にも携わっており、小腸内視鏡検査、各種造影検査、ERCP、消化管拡張術、TBLB、胸腔鏡検査等の介助を行っています。長時間に及ぶ検査や使用する器具の取り扱いが複雑で片づけにも時間がかかる事があり、スタッフ間での協力体制を強化し、医師とも連絡調整を行いながら検査が安全かつ効率よくすすむよう日々業務を行っています。

放射線科

放射線科では、循環器のカテーテル検査や経皮的治療をはじめ、各科の造影検査やブロック治療、カテーテル・ドレーンの留置など多岐にわたる検査や治療を行っており、H26年は約4,000件の検査・治療を行いました。また、CT・MRI・シンチ等の検査やリニアックでの放射線治療等も担当しており、CT 15,000件、MRI 5,000件とMRIは増加傾向にあります。H26年は、3月に7X線室の装置が新しくなり、より良い環境で検査・治療が行えるになり、約470件の検査・治療を行いました。

放射線科担当看護師は、検査内容・時間・検査室などを各科の医師や技師などと相談しながらマネジメントを行うと共に、担当の部署以外のトレーニングを行い各部署を応援しあえる体制をつくり、安全に効率よく検査が遂行されるよう日々努力しています。その他、救急外来スタッフの夜間・祝日の検査介助に備え、物品の準備や継続的な指導も行っています。日々、新しい検査や治療に対応していくために自己研鑚しながら、学びを共有していくこと、安全に検査や治療が行われるように検査介助を行い患者さんの観察を行っていくこと、患者さんが安心して検査・治療を受けられるように関わることを大切にしています。これからも、個人のスキルアップを目指すと共に、病棟・外来スタッフ・医師・技師と十分に連携を図りながら、慣れない環境で侵襲の高い検査・治療を受けられる患者さんの不安や苦痛に寄り添い軽減できるようスタッフ一同努力していきたいと思います。

中央処置室

中央処置室で行われる採血の1日平均数は300と多いため、検査実施から診察までの流れが円滑となるよう、診療開始20分前の8:00から採血を受け付けています。4月からのDPC導入に伴い採血・点滴・注射の数が前年より増加していますが、採血の多い午前中の時間帯は、採血台7台全てが稼働できるよう病棟看護師の協力を得たり、外来間での応援体制を強化して待ち時間短縮に努めています。

診療報酬の改訂により、6月からホルモン注射・点滴の実施場所が化学療法室から変更となりましたが、安全な実施に向けての勉強会や注射手技の事前学習会を重ねることで、スムーズな移行となりました。その他にも輸血や骨髄穿刺・腹腔穿刺といった検査処置を始め、救急車や即日入院患者の対応、糖尿病療養指導士よる面談やフットケア、生物製剤・成長ホルモンなどの自己注射指導を行っています。

患者さんとはその日、その時の限られた時間での関わりとなることが多いのですが、個別性を考えた看護を心がけています。また、マニュアル・手順の見直しを行い、どの看護師が担当しても統一した確実な看護を提供できるよう努めています。