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耳鼻咽喉科

業務内容

2014年は6年9か月在院した小崎医長が市立札幌病院に異動となり、交代で打田医師が札幌厚生病院から4月に赴任しました。本年も二人の耳鼻咽喉科専門医による診療体制を継続しております。

当院は日本耳鼻咽喉科学会認定の耳鼻咽喉科研修指定病院でもあり、耳鼻咽喉科志望、あるいは他科志望で耳鼻咽喉科研修を希望する初期研修医の研修も受け入れております。本年も耳鼻咽喉科志望の2年目医師高橋が研修を行い、外来、病棟、手術と研修医ながら貴重な戦力として活躍してくれました。4月からは札幌医科大学耳鼻咽喉科に入局し、耳鼻咽喉科専門医を目指しています。

外来は月、火、木、金曜日の午前中、および月曜日と木曜日の午後に一般診療を、火、金曜日の午後は特殊外来として、諸検査、生検や小手術、あるいは頭頸部腫瘍の患者様のフォローを行っております。また、水曜日の終日、及び金曜日の午後は手術室での手術枠に充てています。

手術数はゆるやかな増加傾向にあり、耳、鼻副鼻腔疾患、口腔咽喉頭疾患、頸部腫瘍を扱っていますが、当院では良性疾患の症例が圧倒的に多いのが現状です。打田医師は鼻科手術に積極的に取り組み、内視鏡下副鼻腔手術、粘膜下下鼻甲介手術、鼻中隔彎曲症矯正術は特に症例数を増やしています。手術を要する疾患のほかには扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎などの急性炎症、顔面神経麻痺、突発性難聴、急性期の内耳性めまいの入院治療を行っています。

小児の入院を要する急性疾患については、主として、小児科の先生方に管理をお願いして共同で診療に当たっております。

頭頸部悪性腫瘍については主として甲状腺癌、早期の口腔癌の手術、咽頭癌、喉頭癌の根治放射線照射治療に対応しておりますが、マンパワーを要する悪性腫瘍手術については現時点では北海道大学病院、北海道がんセンター、市立札幌病院と連携を取りながら患者様を紹介、治療を依頼しています。

院内からの手術目的のご紹介は腎臓内科からIgA腎症のステロイドパルス前の扁桃摘出、糖尿病内分泌内科からの甲状腺、副甲状腺疾患、血液内科からの頸部リンパ節摘出依頼、呼吸器内科からの気管切開依頼が主なものとなっています。

当科では主として副鼻腔炎の内視鏡下手術、唾液腺、甲状腺手術、アレルギー性鼻炎に対する外来でのアルゴンプラズマによる粘膜焼灼術、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する終夜睡眠ポリグラフィー検査とCPAP導入等に力を入れております。SASについては外来でできるスクリーニング検査として、診察日即日のアプノモニター貸し出しも行っております。また、精密検査であるフルポリソムノグラフィー検査には月・水・金いずれかの曜日の一泊入院で対応しています。CPAPの当科管理症例は100例を越えるに至りましたが、治療が続けられない脱落例については歯科での口腔内装置治療のほか、手術治療も一つの選択肢としてご提案させていただいております。

その他疾患についてもお気軽にご紹介いただければ幸いです。

総手術件数(2014年1月〜12月、外来手術を含む)

皮膚・皮下手術 0件
鼻・副鼻腔手術 108件
外耳・中耳・内耳手術 132件
咽頭・扁桃手術 67件
喉頭・気管 5件
顔面・口腔・頸部・食道 47件
359件
2010年 2011年 2012年 2013年
255件 248件 298件 323件

外来患者数(2014年)

  新患 再患
1月 85 703
2月 89 790
3月 114 787
4月 106 729
5月 105 810
6月 112 863
7月 107 872
8月 74 711
9月 95 773
10月 98 838
11月 76 738
12月 97 925
合計 1158 9539

業績

講演

  1. 劉 澤周:「難聴について」NTT東日本札幌病院健康セミナー、2014年2月15日

講演座長

  1. 劉 澤周:座長「小児急性中耳炎診療ガイドラインについて」第119回札幌市耳鼻咽喉科医会学術研修会特別講演、飯野ゆき子先生、2014年1月、札幌
  2. 劉 澤周:座長「顔面外傷の臨床」第120回札幌市耳鼻咽喉科医会学術研修会特別講演、川嶋邦裕先生、2014年3月、札幌