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循環器内科

人の動き

2013年3月で前部長の福田洋之先生が退職され伊達赤十字病院に赴任され、4月から帯広協会病院より濱口早苗先生が赴任されました。常勤医は計4名と変わらず、外来診療は引き続きドックセンターの綿野敬子先生、出張医の古本智夫先生にも診療いただいております。また2014年度も多くの研修医の先生に循環器研修をしていただきました。

業務内容

外来患者数

延べ症例数は昨年より10%ほど減少していますが、新患症例は1,750人とほぼ例年同様でした。紹介症例数も月70例前後と前年と変わらず推移しています。狭心症心筋梗塞といった虚血性心疾患が多数を占めていますが、心不全、高血圧、不整脈等多様な症例が受診されています。

入院患者数

総入院症例数は572例で前年より減少しています。虚血性心疾患が最多ですが、心不全の増加が目立っています。

表1 入院患者疾患分類(2014年)

虚血性心疾患
狭心症 269
急性心筋梗塞 20
陳旧性心筋梗塞 28
不安定狭心症 12
冠攣縮性狭心症 1
心不全
  95
弁膜症
大動脈弁狭窄症 8
大動脈弁閉鎖不全症 1
僧房弁閉鎖不全症 1
不整脈
心房細動/粗動 9
洞不全症候群 13
失神 2
房室ブロック 10
心室頻拍 8
ペースメーカ交換 17
水電解質異常
低ナトリウム血症 3
脱水症 4
高血圧症
本態性高血圧症 1
原発性アルドステロン症 12
動脈疾患
閉塞性動脈硬化症 3
大動脈瘤 2
静脈・肺循環疾患
肺動脈血栓塞栓症 3
深部静脈血栓症 2
肺動脈性肺高血圧症 0
心筋、心膜疾患
拡張型心筋症 1
肥大型心筋症 3
急性心筋炎 1
心外膜炎 1
心内膜炎 1
心のう液貯留 1
心臓腫瘍 1
その他
肺炎、胸膜炎 15
塞栓症 3
その他 4

検査・治療

心エコー図検査は2014年も年間2,000例以上を施行しています。心臓カテーテル検査数は274件、PCI数は113件と前年より減少しています。これは心血管診断装置の新規更新のため、検査不能期間があったためと考えられます。画像診断件数はCT、MRI、RIとも微増し、詳細な虚血評価により治療方針を決定する当科のポリシーを反映しているものと考えられます。ペースメーカ植え込み症例数も今年度は微増しています。

教育研修としては週3回の病棟カンファレンス、月一回の心臓血管外科との合同カンファレンス、2か月に一度の北大放射線科真鍋先生による心臓画像診断カンファレンスを施行しています。

表2 検査件数の年間推移

  2010 2011 2012 2013 2014
心エコー 経胸壁心エコー 2484 2513 2246 2193 2023
経食道心エコー 14 23 12 13 12
ホルターECG 648 687 622 626 551
トレッドミル運動負荷 469 454 375 286 211
心臓MRI 54 52 35 16 32
心臓CT 1277 1097 758 558 519
心臓RI   257 217 216 263 262
安静 150 146 112 150 154
運動負荷 20 9 11 18 20
薬剤負荷 86 63 93 95 38
心臓カテーテル検査 499 539 419 350 274
PCI 137 156 174 133 113
PTA 11 14 11 11 4
PPM(新規) 17 25 21 27 25
PPM(交換) 22 12 12 12 17