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眼科

まずはじめに、主任医長の佐藤が疾病のため3月まで休診となっており、この場をお借りしまして皆様にご迷惑をお掛けいたしました事を謝罪させていただきます。
またその後も一部外来縮小などが続いており、ご迷惑お掛けした事もあわせて謝罪させていただきます。

診療

外来診療

月・火・水曜午前は、一般外来と緑内障外来を行ってまいりました。木曜午前は緑内障外来(完全予約制)のみ、金曜午前は一般外来のみの診療してきました。

月曜午後は緑内障外来(完全予約制)のみ、水・金曜午後は一般外来のみの診療となっています。
(火・木曜午後は手術のため外来は行っておりません)

手術は火・木曜午後で、現在は日帰り手術を縮小し、入院中心で白内障や緑内障手術など、さまざまな眼科疾患に対し手術を行っております。特に緑内障手術は流出路再建術を主に行ってきましたが、症例によっては濾過手術もしています。緑内障は一度失ってしまった視野は回復しないため、極力早期手術を心がけることにより、よりよい視野の維持を目指しています。

レーザーは後発白内障や網膜疾患の他、当院の特徴として選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)も行っています。

入院診療

ベッド数4床で稼動しています。ほとんどが手術患者で、当院の特徴として特に全身合併症のある方が多く、その際は全身管理のうえ手術経過や希望に応じて入院期間を決めています。

特に内科疾患を合併している患者では内科医師の指導のもとで、人工透析患者では透析センター医師の管理のもとで、安全な入院手術を行っています。

その他当院の特徴としては緑内障の検査入院も積極的に行っており、治療方針の決定に役立てています。

業務内容

前年に引き続き、若山明子医師と外来出張医の勝田佳代医師と佐藤で携わっております。
外来は3診で行っています。

当院眼科の今年度の特徴としては、一般眼科としての幅広い眼科全般の診療はもちろん、特に緑内障の診断・検査・治療に力を入れてきました。

緑内障におきましては、検査は視野検査やOCTを用いた画像検査はじめ、症例に応じて随時眼圧日内変動測定なども行っております。

治療は一般的な点眼治療から始まり、重症例には積極的に手術療法を行っておりまず。また症例に応じて選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)も導入し良好な成績を上げています。

当院でも最も手術件数の多い白内障手術では、今年は入院手術主体で行ってきました。特に最近は、高齢者や他科受診もされている全身疾患を合併している患者も多く、そのような方に対しては入院のうえ全身管理のもと手術を行うなど、柔軟かつ質の高い対応を目指しています。

手術

2013年の手術種別件数は、表の通りです。白内障手術が最も多く、特に高齢や糖尿病合併やステロイド使用患者が多い点が特徴です。それだけリスクは高いのですが、QOLの向上にお役に立てるよう、特に開業医様からのご紹介も積極的に受け入れています。また診療に力を入れている緑内障手術の割合も前年同様多い点が特徴でしたが、今年に関しては佐藤の病気もあり、件数は軒並み減少してしまいました。

緑内障手術は線維柱帯切除術、線維柱帯切開術、隅角癒着解離術、viscocanalostomy、360°suture trabeculotomy変法など、症例に応じて様々な術式を選択しています。

また保険適応となりました緑内障チューブシャント手術も施行しました。

手術件数(2013)
白内障単独手術 159件
緑内障単独手術 2件
白内障+緑内障同時手術 13件
眼瞼手術 1件
斜視手術 13件
結膜手術 2件
その他 2件
緑内障レーザー(SLT) 2件
  2009 2010 2011 2012 2013
白内障単独手術 182 194 155 185 159
緑内障単独手術 8 14 11 14 2
白内障+緑内障同時手術 42 36 30 58 13
眼瞼手術 18 6 14 4 1
斜視手術 34 13 16 25 13
結膜手術 3 12 4 5 2
その他 15 19 15 2 2
緑内障レーザー(SLT) 67 42 57 60 2

学術活動

院内では症例検討会を行っています。また臨床研究を中心として、学会発表や論文作成、また緑内障を中心として勉強会や講演も積極的に行っています。

研究活動

講演会

  1. 佐藤出 5月16日 緑内障について(参天製薬・MSD講演会)
  2. 若山明子 11月16日 白内障について(院内講演会)
  3. 佐藤出 12月20日 緑内障点眼について(千寿製薬講演会)