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呼吸器内科

業務内容

2013年も、呼吸器内科では多くの1年目、2年目の初期研修の先生達に診療に参加してもらいました。呼吸管理、循環管理、気管支内視鏡など、若い先生達には検査や手技が比較的多いことも、当科の魅力の一つなのだと思われます。スタッフの大きな異動はしばらくなかったのですが、高橋先生が5年ぶりに医局に戻られました。高橋先生には、5年間でたくさんの患者さんを担当してもらい、研修医の教育でも大変優れた先生でしたから、当科にとっては大きな痛手です。しかし、今後はより多くの呼吸器専門医を目指す若い先生達を指導してくれることを期待しています。

診療実績では、高齢化とCTによる早期発見例が増えていることなどから、肺癌患者数の増加が続いています。当科では、肺癌の正確で迅速な診断を目指しており、CT、MRI、気管支ファイバースコープ等のほかに最先端の検査法である超音波気管支ファイバースコープ、局所麻酔下胸腔鏡も導入しています。治療面でも、できるだけ体に負担をかけない治療を目指しており、入院を必要としない外来での化学療法や金球をマーカーとしてきわめて正確な照射が可能な動体追跡放射線治療を多くの患者さんに行っています。

呼吸器内科疾患別入院患者数

  2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
肺癌 191 187 216 243 300
肺炎 69 95 102 105 105
気管支喘息 58 60 43 49 46
間質性肺炎 24 24 25 45 32
COPD 17 26 23 4 2
慢性呼吸不全 7 10 12 8 3
胸膜炎、胸水貯留 11 17 10 9 12
気管支拡張症 10 2 11 6 2
サルコイドーシス 5 4 6 8 10
その他 60 70 75 84 74
合計 452 495 523 561 586

外来患者数

入院患者数

研究活動

症例報告

  1. 橋本みどり、高橋守、長谷川喜弘、本田泰人:「気管支鏡検査を契機に肺水腫をきたしたマイコプラズマ肺炎の1例」気管支学、35: 66-70. 2013

学会発表

  1. 田中悠祐、高橋守、橋本みどり、本田泰人:「気管支内視鏡下に強い気道炎症所見を認めたマイコプラズマ肺炎の1例」第105回日本呼吸器学会北海道支部学術集会、2013年2月23日、札幌
  2. 田中悠祐、高橋守、橋本みどり、本田泰人、田中裕士:「腫瘍壊死による肺胸腔漏瘻に対し局所麻酔下胸腔鏡を用いた瘻孔閉鎖術が有効であった肺扁平上皮癌の1例」第106回日本呼吸器学会北海道支部学術集会、2013年9月21日、札幌

講演会

  1. 本田泰人:「日常臨床で求められる気管支喘息治療の実際」西胆振地区呼吸器疾患講演会、2013年2月28日、室蘭プリンスホテル
  2. 本田泰人:「日常臨床における気管支喘息の治療戦略」Asthma Symposium 2013 in 西区・手稲区、2013年4月10日、札幌ホテルヤマチ
  3. 本田泰人:「日常臨床における気管支喘息の治療戦略」臨床呼吸器疾患ABC第1回「A-Asthma」、2013年5月11日、札幌アスペンホテル
  4. 高橋守:「慢性肺アスペルギルス症の経験から学ぶ事」慢性肺アスペルギルス症学術講演会、2013年7月19日、札幌全日空ホテル
  5. 本田泰人:「消化器内科医に必要な呼吸器疾患の知識」第6回同交会セミナー、2013年8月28日、同交会病院
  6. 本田泰人:パネルデイスカッション「COPDと喘息のオーバーラップ」シムビコートPremium Live Symposium 2013、2013年8月31日、札幌プリンスホテル
  7. 本田泰人:「日常臨床における気管支喘息の治療戦略」、Asthma Symposium 2013 in IWAKI、2013年11月6日、いわきワシントンホテル椿山荘
  8. 本田泰人:「日常臨床における気管支喘息・COPDの治療戦略」、孝仁会医療講演会、2013年12月16日、釧路孝仁会病院
  9. 橋本みどり:「肺がんについて」、健康セミナー、2013年12月21日、NTT東日本札幌病院

その他

雑誌

  1. 本田泰人:「肺がん治療に実績のある病院」得意分野で選ぶ北海道の頼れる病院・実力ドクター、ぷらんとマガジン社

座長

  1. 本田泰人:ポスター座長:「COPDその他」第53回日本呼吸器学会学術講演会、2013年4月19日、東京