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総務人事部長メッセージ

情報通信技術(ICT)で
社会を動かす仕事。
〜「インフラ事業」から
「サービス事業」へ〜

NTT東日本
総務人事部長
中江 康二

中江 康二

情報通信技術(ICT)で
社会を動かす仕事。
〜「インフラ事業」から
「サービス事業」へ〜

NTT東日本
総務人事部長
中江 康二

NTT東日本というと、電話やインターネット回線といった通信サービスの開発・提供、サービスの基盤となる通信設備の設計・構築・保守など、いわゆる「重厚長大なインフラ会社」をイメージされる方が多いと思います。もちろんそれらの業務は、変わることのないわたしたちの重要な責務ですが、その一方、この10年ほどの間で最も拡大した事業分野は、通信サービスそのものの提供ではなく、情報通信技術を用いて生活をより豊かに・便利にするサービスやソリューションを創り出す仕事です。音楽・映像といったコンテンツ配信、電子カルテによる遠隔医療の実現、教育現場のICT化など、さまざまな産業分野でICTの活用事例をうみだしてきました。このように、社会の潮流にあわせて事業構造を転換することで、わたしたちは10年前の4倍を超える利益を得るまでに成長しました。

そして今後の成長エンジンは、クラウドサービスやAI、ビッグデータ、IoTなどによる産業や生活のイノベーションにあると考えています。もう少し噛み砕くと、これらのテクノロジーを用いて、日本の産業競争力の強化や、少子高齢化などに起因する社会的課題の解決をビジネスとして進めていく、ということです。しかし、「第4次産業革命」とも呼ばれるほどのインパクトとスピードで進展する技術革新を、わたしたちが単独でカバーすることはできません。したがって、今後の成長は、さまざまな分野に強みを持つプレイヤーとの協業がポイントとなります。

実は、東日本エリアにある企業、公共機関、そして一般のご家庭のほとんどすべてがわたしたちのお客さまです。わたしたちは、この圧倒的な顧客基盤、およびブロードバンド・クラウドサービスの基盤など、豊富な経営資源を持つからこそ、産業の垣根を超えて多くのプレイヤーをつなぎ、コーディネートすることができます。農業・製造業・サービス業といった企業から国・自治体まで、さまざまなサービス提供者の事業に入り込み、新たなビジネスモデルやサービスの在り方などを提案する。単なるコンサルティングではなく、協業パートナーにカスタマイズしたサービスを開発・提供するなど、NTT東日本が持つ経営資源をさまざまな形で提供することで、共同で事業を展開していく。このようなビジネスモデルの転換を、NTT東日本では「インフラ事業」から「サービス事業」へ、と呼んでいます。

目の前の課題に
真摯に向き合う人が成長する。

そのためにNTT東日本の社員に何が求められるかというと、社会や産業の潮流を広く捉えてビジネスを構想する力、そして他者に働き掛けながら構想を具現化する力です。もちろん入社したばかりの社員に、このような能力を期待している訳ではありません。最初はICTやビジネスの基礎的なスキルを身に付けることからはじめ、経験を重ねてビジネスを創りだせる人材へと成長することを期待しています。わたしが若手に伝えているのは、まず、ひとつでも自分の得意分野をつくってほしいということです。どんなに小さなことでも、周りの人から頼られる何かをつくり、その期待に応えることで信頼を勝ち取るといった経験を積んでほしい。信頼されることで任される仕事が拡がり、裁量も大きくなる。そうして自分の仕事の幅が拡がっていきます。

幸いNTT東日本にはさまざまな仕事があります。その中から各自が適した仕事に軸足を置いて専門性を磨いていきます。このように社員一人ひとりが主体的にキャリアをつくることで、世の中で通用するプロフェッショナルへと育っていくのです。ただ、能力を高めるために何より大切なことは、目の前の仕事に真摯に取り組むことです。仕事や課題に真正面から向き合い、どうしたらもっと良くなるかを考え、困難に直面しても成し遂げるまでやり切る。そういった経験を重ねることでのみ、リアリスティックにビジネスを構想し、完遂する実力がついていきます。また、そうした「本気」の姿勢は人間性も育んでくれるものです。高い倫理観、逃げない強さ、そして誠実さなど、人間性を高めていくことも、また大切な要素だと考えています。

学生のみなさんへ。

よく「求める人材像」を問われるのですが、ひと言で表現するのは非常に難しい。むしろ、「さまざまな個性を求めている」というのが答えです。たとえば、物怖じせず推進力がある人、おとなしいけれども粘り強い人、大雑把だが仕事が速い人、緻密でキッチリした人など、個性はその人の強みです。多様な個性が共存する組織こそ強い。ただ、どんな個性の方であっても、「豊かな社会の実現とその持続的な発展への貢献」という、わたしたちNTT東日本の価値観を共有できる人に入社してほしいと思います。

就職活動は、自分を見つめ直す、非常に良い学びの機会です。企業のネームバリューやイメージで判断するのではなく、働くということ、人生というものに真剣に向き合ってみてください。将来、みなさんが世の中をリードする時代が来ることを楽しみにしています。