通信インフラ分野 ネットワークプランニング 河野 賢 NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 設備企画部 ネットワーク高度化部門 ネットワーク技術担当 2011年入社 融合科学研究科 情報科学専攻

  • 誰かのアイデアと
  • 僕のアイデアをつなげて、
  • 夢の未来をうみだせ。

未来に向けた、
新たなネットワークをつくる。

わたしが所属する設備企画部・ネットワーク高度化部門は、「5年後、10年後の未来にふさわしい通信ネットワーク」をグランドデザインしています。これからの時代は、IoT技術を使ったクルマの自動運転や、「P2P」と呼ばれる1対1のユーザー同士による通信などの新しいサービスが登場します。こうした社会を支えるには、どのくらいの通信量が見込まれ、どのようにネットワークを構築するかを考えなくてはなりませんし、コスト管理も必要です。わたしたちの仕事は、新しい時代のサービスを分析し、最適と考えるネットワークを関係者に向けて提示するもの。いわば「未来の暮らしをデザインする仕事」といえます。

世界的なネットワークの
課題に対処する。

ニュースでも取り上げられている通り、IPアドレスの枯渇が、世界的な問題となっています。このまま手を打たなければ、5年後には新しいユーザーが参加できなくなるといわれています。そこで私たちはいま、既存のネットワーク「IPv4」を、未来に向けたネットワーク「IPv6」に切り換えてもなお、スムーズに通信サービスが使えるよう、移行に向けた準備を急ピッチで進めています。関わるステークホルダーも多く、社内の各部門はもちろん、総務省やインターネットサービス事業者など多くの人と日々打ち合わせをし、スピード感をもって仕事を進めています。

尊敬する先輩からの
助言で拓けた道

ネットワークの移行にあたっては、具体的な仕様をステークホルダーに提示します。様々なプレイヤーの意見を取りまとめ、最適な方針を検討する中で、当然私の案に反対するメンバーもいたりします。それは決して後ろ向きなことではなく、それぞれがプロとして、自分の軸をしっかりと持っている証であるため、着任当初は全体をうまくコントロールできない自分の未熟さに、自信を無くす場面もありました。そんなとき、先輩から「仕事はひとりで作れるものではない。人に聞くことで思いもよらなかった情報が手に入ることもある」との助言が。早速、わたしは関係者のもとへ足を運んで質問や議論をすることにしました。すると、さまざまな方から理解と協力を得ることができたのです。このときわたしは「交渉相手にも当事者意識を持ってもらうことが必要だ」と気づき、ひとつ成長を感じました。

影響力の大きさがもたらす
“やりがいと責任”

わたしがNTT東日本に入社したのは、サービス開発で新しい未来をつくりたかったから。遠隔地でやっているスポーツをホログラムで自宅鑑賞できたり、クルマが空を飛んだりする未来をうみだしたいと思っていました。いまの業務は、まさに新しいネットワークをつくることで未来をうみだす仕事。自分自身が「こうありたい」と思った社会をつくる仕事は大変ですが、とても楽しくやりがいがあります。一方で、必要なお金も膨大で、通信の国家戦略にも関わる案件なので、非常に責任も感じています。この影響力の大きさが、この仕事ならではの魅力。やりがいと責任、このふたつの軸を意識しながらこれからも進んでいきたいと思います。