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- 飛田 麻美
Interview -人を知る
ICTと住民・自治体をつなげて、地域の再生をうみだせ。
ワタシInterview
Asami HIDA 飛田 麻美
システムエンジニア
ビジネスイノベーション本部
テクニカルソリューション部
第四エンジニアグループ
2013年入社・学芸学部卒
ワタシHistory
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学生時代
情報科学を専攻していたので、プログラミングを通じて目標達成のための論理的思考や情報生理学を学び、卒論研究では「部屋の模様替え」をシミュレーションするアプリを開発しました。
就職活動では説明会やグループワークなどを通じて多くの人々と出会い、それまでと違うコミュニティで人脈をつくれたことが大きかったと思います。 -
入社〜3年目
企業のお客さまを担当するシステムエンジニアとしてシステムの設計からメンテナンスまで幅広く携わり、技術スキルを磨きました。
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4年目〜現在
「IP告知システム」という山間地域にお住まいの方々へむけた防災システムを通じて、自治体への提案やシンクタンクとの連携などICTを活用した街づくりに携わっています。
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将来の夢
ICTや通信技術を活用して生活環境や働き方に変化を起こし、地方を活性化することで子どもや若者が希望を持てる明るい社会を作りたいです。
ワタシQuestion
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01
NTT東日本を選んだ理由
就職活動では興味のある分野が多く、特定の業界に絞らず活動していたのですが「通信」業界は社会にとても大きな影響力を持っている点で魅力を感じました。その中でもNTT東日本は様々な職種があり「通信」を基盤に新たな価値を提供し続けているということが、色々な社会課題に取り組みたいという自分の気持ちに一番フィットしました。
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02
今の仕事について
「IP告知システム」というネットやテレビの電波さえも届かない山間地域にお住まいの方々へむけた防災システムを、さらに多くの地域に展開していくための様々な支援業務を担当しています。
このシステムを導入している地域の各住宅には専用の端末が設置されており、行政からの情報受信や無料テレビ電話などが利用できるので、コミュニケーションツールとして定着しているのですが、このシステムの導入提案やメンテナンス業務を行う地域支店のサポートや、自治体・シンクタンクとの街づくりにおける共同検討などが私の役割です。 -
03
仕事をするうえで大切にしていること
お客さまの目線に立って幅広い提案をする、ということです。
入社から3年間システムエンジニアとして企業のお客さまを担当していた頃は、技術的なシステム説明に寄ってしまい、機能面での提案しかできなかった事もありましたが、現在の業務ではそのような説明だけでは自治体の課題は解決しません。
システム導入によって自治体の抱える課題がどれだけ改善されるのか、現実的な運用はどうするべきなのか、様々な視点で検討することを大切にしています。
そのため社会情勢などの情報収集も積極的に行うよう心がけています。 -
04
今の仕事でやりがいを感じる瞬間
「IP告知システム」を導入している自治体の共通課題は少子高齢化、産業衰退、多世代コミュニティの減少など、これからの日本が避けては通れないものが多くあります。
自治体と一緒に仮説検証を行い、地域の伝統や特色を交えICTを活用した街づくりのモデルを共同検討していますが、街づくりを成功させるには「システムを導入したら終わり」ではなく、自治体・住民の皆さまと連携し明るい未来を明確にイメージできるグランドデザインを描く必要があります。一朝一夕にできることではありませんが、とてもやりがいを感じる部分です。 -
05
NTT東日本でしか経験できないと思うこと
近い将来、「IP告知システム」は全国的に更改期を迎えます。導入している自治体は、これまでは国のサポートを受けほぼ無料でシステムを使用できたのですが、更改後は自治体が費用を負担しなければならず、地域によっては費用捻出が困難な場合もあります。
そのため現在のシステムに地域課題の解決につながるような価値をプラスし、その部分で国のサポートを受けて費用を補填できるよう中央省庁に街づくりの提案も行っているのですが、このように国と自治体をつなぐ役割を果たせるというのも、”地域密着型” であり ”通信のリーディングカンパニー” だからこそ実現できることであり、NTT東日本の大きな魅力だと思います。 -
06
今後の目標は?
ICTや通信技術を活用して、子どもや若者が希望を持てる明るく住みやすい社会をうみだしたいです。例えば地方の過疎化や高齢化の問題、シンギュラリティが起こることで人間の仕事がAIに奪われるといった話題がありますが、ICTをツールに住民と自治体をつなげることが多世代の共生に繋がると感じています。健康で長生きすることは良いこと、AIの発達はより良い未来に繋がることだと、若い世代がポジティブに捉えられるような社会づくりにチャレンジしていきたいです。
ワタシWork
地方の活性化が日本の未来を明るくする
子ども、子育て世代、高齢者それぞれの世代が共生することで、はじめて街が機能します。地方から都市部へ若者が流出し、この多世代共生が崩れてきている今、ICTをツールとしたコミュニケーション基盤が必要だと強く感じています。
ワタシPrivate
旅行と食べ歩きが大好き
そこでしか見られない絶景やグルメを楽しむのが好きです。仕事のスケジュールをみながら休みを調整して予定を立てるのも楽しいですね。
Another Interview
※掲載内容は取材当時のものです