関東病院


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精神神経科

関東病院の精神神経科では、高いアメニティーをいかし、患者さんやご家族への説明同意、治療スタッフのチームワークに基づいた質の高い精神科診療を目指しています。
リワーク検査:リワーク(復職)を目指すときには、状態の把握が大切です。今回、リワークを目指している方々の状態の把握を助けるために検査を無料で行っています。

外来

クラーク 3名のクラークがおり、受診手続きや書類のご説明、他科へのご連絡などを担当します。
看護師 数名の看護師が交代で、電話での問い合わせにお答えしたり、医師の診療の補助、処置をします。

病棟

クラーク 1名のクラークがおり、手続きや書類のご説明、他科へのご連絡などを担当します。
看護師 22名の看護師がおり、入院中の患者さんのケアを行います。タイダルモデルによる面接も行います。

個室 個室

4人部屋 4人部屋

エクササイズルーム エクササイズルーム

作業療法室 作業療法室

作業療法士

常勤1名、非常勤1名の作業療法士、1名の作業療法助手がおり、外来・入院の患者さんに、クラフト、ストレッチ、パソコン作業などの作業療法をします。職場復帰援助プログラムも担当しています。

臨床心理士

常勤1名、非常勤4名の臨床心理士がおり、外来・入院とも、心理テストを行います。集団認知療法も担当しています。

病棟薬剤師

兼務の病棟薬剤師が1名おり、患者さんが服用されている薬剤の効果、副作用などについて、説明させていただいております。

脳波技師

非常勤1名の脳波技師がおり、外来・入院とも、脳波検査を行っています。

医師

当科には、病棟・外来を担当する常勤医師が6名、非常勤の外来担当医師が4名おります。

静かな病棟環境

当科の病棟には、精神科としては個室が多く、また、壁や天井に防音工事をしておりますので、病棟はとても静かです。また、病棟には、エクササイズルーム、作業療法室なども設けられています。病棟では、50名の患者さんの治療を行わせていただきます。患者さん全体にとって、入院治療がうまく進みますように、入院のしおりを用意しております。関心がおありになる方は、ご覧ください。

なお、当院は日本医療評価機構の認定病院であり、病院は全館禁煙となっております。ご理解のうえ、病院内での禁煙を厳守していただきますようお願いいたします。

チーム治療

当科では、上に述べました、いろいろな職種のスタッフが、チームとして連携して治療をしております。患者さんには、主治医のほか、受け持ち看護師(プライマリーナース)がつきます。プライマリーナースは、主治医の治療方針と、日々の病棟における生活、ケアが一致しやすいように援助いたします。入院後4週目、3ヶ月目といった節目に、患者さんのお考えをうかがったうえで、治療スタッフが経過を振り返り、今後の治療方針の話し合いを行っています。治療スタッフの話し合いの結果は、主治医、プライマリーナースからお伝えいたします。

説明同意

精神科の治療には、得られそうな効果に限界があったり、副作用が伴ったりします。当科では、これらについて患者さん、ご家族に説明したうえで、治療への同意をいただくようにしております。入院治療では、病棟が開放病棟であるために、環境として快適な一方、治療上の約束を守っていただくことが重要です。そのために、任意入院の方の場合、当科では、「安静度」について治療方針を患者さんに説明し、納得していただいた上で、入院治療を行っております。患者さんが、刺激によって不安定になりやすい場合は、病室の中にお持ちいただく物品も制限させていただく場合があります。

当科で用意している説明文書

病棟治療に対する患者さんの満足度

日本の精神科治療における先駆的な試みとして、私たちの病棟治療への患者さん満足度について、お示ししました。45名の患者さんにお答えいただき、退院時の生活機能、入院中の生活機能の改善が、患者さんの満足度に影響していました。そのほかの、患者さんの特徴は、満足度に影響していませんでした。病棟の治療サービス、特に、スタッフの接遇、安静度への納得度、治療説明が、患者さんの満足度に強い影響を示しました。今回の調査をもとにして、さらに、入院治療における患者さんの満足度の改善に努めていきたいと思っています。
満足度の調査は現在も続けています。より正確な調査結果が得られますよう、当科で入院治療していただいた場合は、率直な満足度のご評価をいただきますよう、よろしくお願いいたします。病院のスタッフが、みなさまのご回答を見ることはけっしてございません。
さらに、詳しく内容をごらんになりたい方は、下記PDFファイルをご覧ください。

タイダルモデル

タイダルとは波と言う意味です。タイダルモデルでは、よい状態、悪い状態の波を、だんだんよい方向に、患者さんご自身が、自分で引き寄せていけるよう、看護師が援助します。このモデルはイギリスで開発され、現在、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどで、施行されています。非英語圏では、日本の当院が唯一の施行例です。

認知症の方の治療、評価入院

当科の病棟では、認知症の方に出現した場合精神症状(興奮、徘徊)の治療、今後在宅での生活が可能か、施設などへの移行を考えいただいた方がよいかといった評価を、総合相談室のソーシャルワーカーと共同で行っております。詳しくお知りになりたい方は下記PDFファイルををご覧ください。

通電療法

うつ病の患者さんの中には、薬が効きにくい方、副作用などのために薬を十分に使えない方がいらっしゃいます。このような方には、脳への電気刺激で薬と同じ効果が得られる方法をお勧めしています。通電療法の効果、副作用、併発症については、資料に基づいて、ご説明して、同意をいただいております。

臨床研究体制

当科では、患者さんの治療に役立ち、日本や世界の精神医療が発展するように、世界的なレベルで臨床研究を行っております。2000〜2006年度に発表された当科の臨床研究について、題名、発表のまとめをごらんになりたい方は、下記PDFファイルをご覧ください。

部長 秋山 剛