| |
また、ケイタが何かひらめいたようだ。 |
 |
 |
「あの、交換機ってひとつしかないんですか? だったら、もしそこの交換機がこわれてしまったら、日本中の電話が使えなくなってしまうんですか?」 |
 |
「すごい!」 |
 |
| |
すると、ヨコタさんがものすごい大声で応えたものだから、みんなおどろいた。このひとは、うれしくなると声が大きくなるらしい。 |
 |
 |
「そのとおりなんです。交換機がひとつしかなかったら、こわれてしまったときに大変なことになりますよね。
だから、交換機はケイタ君の町にもとなりの町にも、日本中にいくつもあるんです。
同じ町に住んでいるケイタ君とリリカちゃんが電話をするときには、市内交換機(しないこうかんき)という交換機が2人をつなぐお仕事をします。」 |
  |
 |
「さらに町と町をつなぐという別の役割をする市外交換機(しがいこうかんき)というものもたくさんあるのです。ミカコさんが田舎のおばあちゃんに電話をするときには、この町と町をつなぐ市外交換機がお仕事をします。おばあちゃんのいる遠くの町までたくさんの市外交換機をとおりながら、最後におばあちゃんの町の市内交換機につないでいるんです。」 |
  |