Information2023
369/426

1954(昭和29)年初の鋼製ボックスがお目見え。クリーム色のボディと赤い屋根から“丹頂形”と呼ばれた。戦後色を一掃、街角を彩った。1985(昭和60)年街の景観になじみやすく、ガラス以外の部分は、ライトブラウン、ダークブラウン、グレーのカラーバリエーションに。旧形ボックスよりも広く、耐震、防暑、遮音、防雨、照明などに気を配り、使いやすさをさらに追求している。3671964(昭和39)年東京オリンピック大会会場付近で試用し、1969(昭和44)年から全国的に使用された組み立て式ボックス。組み立て、解体が簡単で、四方とも透明なガラスであり、盗難・いたずらなどの防止に役立っている。1991(平成3)年ディジタル公衆電話に接続する携帯端末操作用大型テーブルを標準装備し、電話帳ホルダー、腰掛けなどの内装設備も充実させることにより、街のサテライトオフィス化を実現。さらに通気口の拡大や照明のアップなど快適性をも備えている。

元のページ  ../index.html#369

このブックを見る