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 MA(Message Area 単位料金区域)とは、市内通話料金(昼間3分9.35円(税込))で通話できる区域のことです。また、MAによって月々お支払いいただく基本料の額が異なります。 MAは、社会的経済的諸条件、地勢および行政区画などからみて通話の交流上おおむね一体とみられる地域からなるものであり、1962年9月に設定されました。2023年3月31日現在、東日本エリアで251のMA(全国では561のMA)があります。 MAについては、現在の社会経済圏・通話交流圏にそぐわないといった問題点が指摘されており、従来、郵政省および総務庁(現:総務省)からも、通話圏の拡大に合わせたMAの見直しや行政区域の不一致の解消の必要性を指摘されておりました。 しかしながら、MAのあり方は、(1)地域事情などによりお客さまによって意見が異なる事態が想定され、また、(2)すべての通信事業者が通話制度の基礎として使っているという面もあります。このため、現行のMAを継続しつつ、社会生活圏の拡大などに対応し、料金面でのお客さまの利便性を向上させる方策として、1997年12月より、月々定額料220円(税込)の支払いで「隣接・20kmまで」の通話料金を区域内通話料と同額とする料金割引サービス「エリアプラス」の提供を開始しました。さらに、2005年1月より、県内通話料を一律(NTT東日本およびNTT西日本のマイラインプラスに「市内通話」「県内市外通話」の2区分ともにご登録いただいているお客さまは、定額料なしの場合一律9.35円(税込)/3分)とする選択性の料金割引サービス「イチリッツ」の提供を開始し、MAの在り方について、一定の解決を図りました。 MAの境界変更にあたっては、当該地域のお客さま全員のご要望である旨の書類を提出していただきます。●MAと行政区域の不一致について MAは原則として行政区域(市町村区域)と一致するように設定していますが、一部行政区画と一致していない箇所があります。 NTT東日本では、こうした不一致箇所について、当該地域のお客さまのご要望をもとに解消を図っています。<不一致解消の基準>①行政区域に合わせる変更であること。②行政区域の主たる地域が所属するMAへの変更であること。③ 当該地域のお客さま(ご契約者)全員が要望されており、かつ電話番号の変更、料 金負担の変動についてご了解いただいていること。280MA(単位料金区域)

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