Information2023
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●デジタル人材育成 NTT東日本では、NTT東日本グループ全体で業務内容に即した「ドメインスキル」と、DX推進に不可欠な「デジタルスキル」の双方を兼ね備えた人材を育成することが重要と考えます。そこで、「DXコンサルタント」「データサイエンティスト」「クラウドエンジニア」「IoT・無線エンジニア」「アプリケーションエンジニア」「セキュリティエンジニア」の6分野のデジタルスキルを新たに定義し、「デジタルマイスター」「デジタルエキスパート」「デジタルスペシャリスト」「デジタルアシスタント」の全4階層に到達度を分けた「デジタル人材像」を設定し、「デジタル人材認定制度」を2022年10月より開始しています。 また、上位3階層にあたる「デジタルマイスター」「デジタルエキスパート」「デジタルスペシャリスト」については、2024年度末までに5,000人の創出を目標としています。 デジタル人材の創出に向けた育成のプログラムは、各階層向けでさまざまなコースを用意しており、例えば、「デジタルスペシャリスト」をめざす社員向けの「DX短期集中型実践コース」では、プログラミングの知識が少ない人でもアプリケーションを手軽に作成できる仕組みのノーコード/ローコードなどの開発ツールを活用し、座学や事例演習を通じて、DX実践の入口となる技術や考え方を、延べ14日間で習得します。 他にも、NTT東日本グループダブルワーク制度の活用や、デジタル人材認定に必要な資格受験支援を行うなど、デジタル人材育成を推進する取り組みを展開しています。 このような取り組みを通して、デジタルスキルを磨きながら、実践の場で地域のお客さまのお困りごとや課題を解決し、地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業への変革をめざします。186地域のソーシャルイノベーションの実現に向けたDX推進の取り組み NTT東日本は、地域の課題解決や価値創造を図る、ソーシャルイノベーションの実現に向け、NTT東日本グループ全体の事業運営のデジタル化と、地域DX推進に取り組んでいます。 地域のお客さまと共に持続可能な価値の創造を実現するため、デジタル人材育成を推進しています。

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