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1. 安否確認ツール   地震などの災害発生時には、被災地方面に向け多くの方々が一斉に電話をかけるため被災地方面への電話はつながりにくくなります。このような時に災害復旧活動に関わる重要通信の疎通を確保するために、被災地方面への通話をコントロールします。これにより、一般電話から被災地方面への通話は規制され、「現在、○○方面は電話が混み合っております……」というガイダンスが流れ、電話がつながらないことがあります。このような時に、被災地外で安否を気遣う方々と被災地内の方の安否連絡手段として、「災害用伝言ダイヤル(171)」ならびに「災害用伝言板(web171)」を提供し、安否情報の伝達性向上に努めています。   災害用伝言ダイヤル(171)ならびに災害用伝言板(web171)は、震度6弱以上の地震発生時などに発災後30分を目標に利用できるようになります。また、震度5強以下の地震やその他の災害発生時には、電話の疎通状況などを考慮し、被災地を所掌するNTT東日本または、NTT西日本が判断の上運用を行います。運用開始後はNTT東日本、NTT西日本の公式ホームページならびにテレビ、ラジオを通じて運用のお知らせを行います。   災害用伝言ダイヤル(171)ならびに災害用伝言板(web171)の体験利用ができる機会を設けております。操作を体験していただき家族などの間で安否確認がスムーズに行えるよう、是非、体験利用の機会をご活用願います。※ご利用方法の概要は以下のページを参照願います。  災害用伝言ダイヤル(171)…P.108  災害用伝言板(web171)…P.110<体験利用日>・毎月1日・15日 0:00〜24:00・正月三が日 1月1日0:00〜1月3日24:00・防災週間 8月30日9:00〜9月5日17:00・防災とボランティア週間 1月15日9:00〜1月21日17:00104災害対策災害対策に対する取り組みについて  NTT1社体制時より大規模災害に備えて種々の施策を講じておりますが、阪神・淡路大震災や東日本大震災を踏まえ、さらなる災害に強い通信サービスの実現に向けて取り組んでいます。

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