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生体認証のこれから自分を証明するのは自分自身「犯人の指紋が採取できたから鑑識課にまわしてくれ」。
長い間研究が続けられてきて、現在までに体のいくつかの部分が本人確認に使えることがわかってきました。手、虹採(アイリス)、静脈、声、署名のほか、網膜、顔の形、耳の形、DNAなど、様々な部分や行動を利用してより確実に本人確認できるようにする研究が進められています。 最近では、指紋と虹彩、署名と声紋など複数の生体部分を組み合わせることで、さらに精度を高める技術や、たとえば「閉じた手からVサインを作る」「1から5まで指を折って数える」といった一連の動作の癖や動き、さらに時間などの特徴を本人確認に利用する「プロファイリング技術」といった認証方法も出てきていています。 生体認証のこれから
そして2001年9月の米国同時多発テロをきっかけとして、国家レベルで生体認証を積極的に取り入れる動きが活発になっています。米国では2004年1月からビザが必要な入国者に対して入国時に指紋と顔を確認する世界最大の生体認証システム「US−VISIT」をスタート。EU(欧州連合)でも生体認証の情報を組み込んだICチップをパスポートに組み込む計画が進んでいて、時代はより高度なセキュリティを求める社会になってきています。 各国では、現在生体情報に関する技術的な面、法的な面をどのように標準化していくかという作業に加え、プライバシーに関するガイドラインの検討も始まっています。来るべきユビキタス社会に不可欠な安全性と信頼性の確保に向けて、「究極の本人確認手段」である生体認証の重要性はますます高まっていきそうです。 |
*文中太字は用語解説あり |
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