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Baseball 第80回 都市対抗野球大会

ハイライト

第80回 都市対抗野球大会 本大会 第二戦【vs 新日本石油ENEOS】

ハイライト

北道のバッティング
先発打者の北道が右中間へ二塁打を放ち出塁
大竹の投球
7回と三分の二を3安打無失点に抑えた大竹
荒川のヘッドスライディング
5回表、荒川の気迫あふれるヘッドスライディング
高尾のバッティング
6回表、高尾のレフト前クリーンヒット
ホームに帰る平野
5回裏、併殺崩れの間に、平野がホームインして先制点をもぎとる
三塁にスライディングをする向後
9回表、向後が追加点の口火となる三塁打を放つ
岩本のバッティング
9回表、岩本がタイムリーヒットを放ち2点目をあげる
片山の投球
片山が最後を締めて、2-0とNTT東日本勝利!

先発・大竹、優勝候補を相手に完璧なピッチングNTT東日本の第二戦目の相手は、昨年の都市対抗でエース田澤(現ボストン レッドソックス所属)を擁して全国制覇を果たした新日本石油ENEOS。今年、田澤は抜けたものの、強力打線を看板とする優勝候補のチームだ。勝負の行方は、二次予選、本大会を通じて防御率0点台のNTT東日本投手陣が、相手の強力打線をどう封じ込めるかがカギを握ると予想された。

NTT東日本の先発は、予選から抜群の安定感を誇り、初戦でも好リリーフを見せた二年目の大竹。その大竹は、この試合でも序盤から期待どおりのピッチングを見せてくれた。一回裏、先頭打者の白井を三振に仕留めたのを皮切りに、一回・二回を三者凡退に抑える。三回には一死から初ヒットを打たれるが、後続をダブルプレーに打ち取り、相手打線につけいる隙を与えない。直球、変化球ともにキレのあるボールが低めに決まり、ほぼ完璧な立ち上がりとなった。

一方のNTT東日本打線は、初回からチャンスをつくった。一回表、先頭打者の北道がいきなり初球を叩き右中間を破る二塁打で出塁すると、続く梶岡は初球に進塁打を放ち、わずか二球で一死三塁の先制点の好機を迎える。しかし後続が続かず、この回は無失点に終わってしまった。

さらにNTT東日本は、五回表にも得点機をつくる。先頭打者の荒川が、気迫のヘッドスライディングで一塁に滑り込み、内野安打で出塁すると、上田の犠打で一死二塁。そして向後がライト前ヒットを放ち、一死一・三塁とチャンスを広げた。しかしここでもやはりあと一本が出ず、ホームが遠く、好投を続ける大竹を援護することができなかった。

中盤、欲しかった1点をようやくもぎ取るNTT東日本がようやく先制点をもぎ取ることができたのは、六回裏。一死一塁、高尾の打席の場面で、NTT東日本はヒットエンドランを仕掛けてきた。高尾が放った当たりは、レフトとセンターの前にぽとりと落ちるレフト前ヒット。一塁走者の平野が判断よく三塁を陥れ、一死一・三塁とする。そして続く宮原のセカンドゴロが併殺崩れとなり、その間に平野がホームに戻って、欲しかった1点をやっと取ることができたのだ。

先制点をもらった後の大竹の投球は、ますます躍動感あふれるものとなった。球のキレは中盤以降も変わらず、強打の新日本石油ENEOSを相手に、七回まで許したヒットはわずか二本だけ。コントロールも抜群で、七回に初めて四球を与えるまで無四球に抑えていた。

そんな大竹に対して、新日本石油ENEOS打線は八回裏、チャンスの糸口を見出そうと揺さぶりをかけてきた。先頭打者の宮澤が、三塁線に絶妙のセーフティバントを決めて出塁。続く平田もきっちりと犠打を決め、一死二塁と一打同点の好機をつくった。大竹は後続をピッチャーゴロに仕留めるものの、さすがに疲れが出てきたのか続く打者にストレートの四球を与えてしまい、二死一、二塁のピンチを招く。

ここで垣野監督は、好投を続けてきた大竹に代えて成田を投入する。投手陣のコマ数が多く、先発投手に続くリリーフ陣が数多く控えているのが、今年のNTT東日本の大きな強みだ。成田は後続をサードゴロに仕留め、みごとピンチを切り抜けるピッチングを見せてくれた。

二試合連続の完封劇で、4年ぶりにベスト8に進出こうして試合は、1対0のまま最終回に突入。勝利をより確実なものにするためには、やはり追加点が欲しいところだ。その得点が欲しい場面で、チャンスが訪れた。九回表、先頭打者の向後がセンター最深部に長打を放ち、一気に三塁まで駆け抜けて無死三塁としたのだ。続く二人の打者は凡打に倒れて二死三塁になったものの、この試合途中出場の岩本がレフトフェンスにダイレクトに当たる二塁打を放ち、ついに2対0と新日本石油ENEOSを突き放すことに成功したのだ。

九回裏、NTT東日本は盤石の投手リレーでこの2点を守り抜くことになった。九回からマウンドに上がった黒田が、二死まで辿り着きながらも死球を与えて二死一・二塁とすると、垣野監督はピッチャーを黒田から片山にスイッチした。片山は自分の役割をしっかりと果たし、最後の打者を平凡なピッチャーゴロに仕留めてゲームセット。みごとNTT東日本が2対0で勝利を飾った。

初戦に続き、二試合連続の完封リレー。しかも今日の相手は昨年の覇者であり、今年も優勝候補に挙げられる新日本石油ENEOSだった。この勝利は、確実にNTT東日本に勢いをもたらすはずだ。

これでNTT東日本は、4年ぶりにベスト8に進出。30日15時40分からは、ベスト4のイスを賭けて日立製作所(日立市)との戦いが待っている。次の試合でも、素晴らしい戦いを我々に見せてくれることを期待したい。

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選手成績

 打数安打打点四死球犠打
北道41001
梶岡40000
高橋10000
平野41000
岩本11100
清田30020
高尾32010
竹内20000
宮原*H10100
目黒*R10000
荒川21020
上田30001
向後43000
*H 代打 / *R 代走
3塁打向後
2塁打北道、岩本
 回数打者被安打被本塁打奪三振四死球失点自責点
大竹7 2/327304200
成田0 1/31000000
黒田0 2/34000200
片山0 1/31000000

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