都市対抗野球大会/第84回 都市対抗野球大会 東京都代表決定戦

　先発・高木の出来はすばらしかったですね。一回戦でのピッチングとその後の調子から判断して先発に起用しましたが、期待以上の投球でした。後を引き継いだ大竹も安定したピッチングで、安心して任せられました。打線も球速の速い相手ピッチャーに対してコンパクトなバッティングで、スピードに負けないで打ち込むことができていたと思います。
　今年は、チームとしてのまとまりがとてもいいと感じています。岩本や目黒といった中堅選手のリードに、ベテランと若手が引っ張られる形で、一体感が出てきました。この調子でさらにプレーの精度を上げながら本大会への準備を進めていきます。毎年言っていることですが、出場するからには優勝を目指す、これが我々の使命だし、仕事だと思っています。今年も優勝を目指します。皆様の温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

　4月は勝てない日々が続き、キャプテンとして責任を感じていました。でも今は試合を重ねるたびに、チームが成長している実感があります。今日の勝利で第一代表になりましたが、これはあくまでも通過点。僕らの目標は日本一になること。そのためにも代表決定戦の3試合で出た課題をしっかりとクリアして、東京ドームの試合に臨もうと思います。
　今日は平日にもかかわらず、大勢の方々に応援していただきました。こんなすばらしい舞台でプレーできるのは、僕たち選手にとって本当に幸せなこと。この勝利に満足せず、精一杯レベルアップに取り組むので、本大会でも力強い後押しをお願いします。

　個人的に打っていなかったので、苦しいものがありました。でも今日は、いいところで一本出て本当によかった。今日の立役者は先発の高木。彼が思い切って腕を振り、その勢いにチームが乗っていくことができた。彼の初々しい投球が、僕らに勇気を与えてくれました。
　今日は多くの方々が応援に来てくださり、最高の雰囲気の中で試合をすることができました。もう感謝の気持ちでいっぱいです。東京ドームでもいい結果を出して、皆さんと喜びを分かち合いたい。そのためにも本大会までの1か月、思い切り練習して日本一を獲りにいきます。

　正直、出来すぎです。好調の要因は、しっかりと低めにコントロールできたこと。難しいことを考えず、練習でやってきたことをマウンドで出す、そのことに集中できているのも好結果につながっているかもしれません。
　過去4年、もう一歩のところで日本一を逃しているので、今年こそという気持ちは強いですね。本大会では目の前の一戦一戦に全力を尽くして、黒獅子旗を獲りにいきます。

　先発を告げられたのは昨日。任された以上は、しっかりと自分の球を投げるだけ、そんな気持ちでマウンドに上がりました。先のことを考えず、一球一球に集中して投げたのがよかったかな。
　今まで優勝したことも、決勝戦で投げたこともない僕にとって、こんな大きな舞台で投げるのは初めて。もちろん、こんなに強いチームでプレーするのも人生で初めての経験です。凄くよい経験をさせていただいていますね。自分の持っている力をまだ出し切っていないと思うので、しっかりと練習して本大会に臨みます。