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NTT東日本バドミントン部では、選手・スタッフによる
「つなげよう、明日へ。NTT東日本バドミントン部支援活動」の第二弾として、
6月4日(土)と5日(日)の2日間、宮城県の各地を訪れ、
バドミントン指導や激励品の贈呈、サイン会などを行い、
被災地の青少年を激励しました。
訪問日 | 2011年6月4日(土) | 2011年6月5日(日) |
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実施場所 | 岩沼市立玉浦中学校体育館 多賀城市立高崎中学校体育館 塩釜市立第二中学校体育館 仙台市立鶴谷特別支援学校 |
東北大学体育館 |
支援先 | 岩沼市立玉浦中学校 多賀城市立多賀城中学校 多賀城市立高崎中学校 多賀城市立東豊中学校 塩釜市立第二中学校 塩釜市立浦戸中学校 七ヶ浜町立七ヶ浜中学校 七ヶ浜町立向洋中学校 仙台大和ジュニアクラブ |
石巻ジュニアクラブ他 |
参加メンバー | 松野副部長、久保田コーチ、川前選手、佐伯選手、竹内選手、奥選手、大日方選手、米元選手、新玉選手 |
6月4日(土)に訪れたのは、宮城県仙台市の北東約13kmに位置する多賀城市立多賀城中学校。この日は、全国中学校バドミントン大会の多賀城市地区予選が行われており、試合の合間を縫って激励品が贈呈されました。特に被害が大きかった地域の多賀城中、高崎中、東豊中にラケットやシャトル、スポーツドリンクなどが贈られた後、選手たちとのサイン会・握手会が行われました。全選手のサインを集めていた生徒は、「日本を代表する選手に会えるなんて思ってもいませんでした。バドミントンを続けてきて本当に良かったです」と喜びを隠しきれない様子でした。
また、多賀城中には、七ヶ浜町立七ヶ浜中学校バドミントン部顧問の先生も駆けつけてくれました。七ヶ浜中学校へも激励品を届ける予定でしたが、震災により体育館が使えなかったので先生にお越しいただき、ラケットやシャトルなどを贈りました。「津波で用具が流された生徒もいるので、とてもありがたい。来週行われる地区予選のモチベーションアップにつながります」との謝意を伝えてくださいました。
続いて、同じく地区予選大会が開催されていた塩釜市立第二中学校へ場所を移して激励品を贈呈しました。その贈呈式では、塩釜市立第一中、第二中、浦戸中、玉川中の部員の皆さんに向けたメッセージも贈りました。
「いろいろと大変だと思いますが、一緒に頑張りましょう(竹内選手)」
「慣れない環境で大変だとは思いますが、笑顔を絶やさず頑張っていきましょう(大日方選手)」
4日最後の訪問先は、仙台大和ジュニアクラブが練習する市立鶴谷特別支援学校の体育館。スポーツドリンクなど激励品の贈呈やサイン会・握手会の他、バドミントン指導や模範試合の披露も行いました。同クラブは、仙台市内でも津波被害が特に大きかった若林区を活動拠点としているため、練習場所を求めて各地を転々するといった苦労が続いているそうです。クラブの監督は、「地震後の練習は週4日から2日に減りましたが、短時間でも充実した練習ができれば目標の全国小学生選手権に行けるはず。日本のトップ選手から学べる機会をいただけて感謝しています」と謝辞をいただきました。
翌5日は、東北大学体育館にて石巻ジュニアクラブなど4つのクラブの子供たちに、バドミントンを楽しみながら指導する講習会を行った後、一緒に昼食を取り、模範試合の披露やゲーム形式で交流を深めました。2日間にわたって被災地の子供たちを激励してきた青森山田高校出身の米元選手は、「地震後初めて東北に来ましたが、テレビで見るより被害が大きく驚きました。これからも何かお役に立っていきたい」と語っていました。
NTT東日本スポーツチームは、これからもスポーツを通じて被災地の皆様を勇気づける活動を継続していきます。