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リウマチ膠原病内科

当院のリウマチ膠原病内科について

  • 日本リウマチ学会の指導医1名、専門医2名を中心に診療を行っております。
  • 関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群、皮膚筋炎、多発性筋炎、強皮症、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、血管炎症候群、成人Still病、ベーチェット病、血清反応陰性脊椎関節症、IgG4関連疾患などの疾患を診療しています。下記のような症状がある方は当科にご相談ください。
  • 関節リウマチでは、関節エコーなどの検査も取り入れ、早期診断、早期治療を行うとともに生物製剤を含めた最新の治療を提供できる体制を整えております。
  • 全身性エリテマトーデスや血管炎などに対するエンドキサン大量間欠静注療法の短期入院(2泊)や生物製剤治療のための短期入院(2泊)、生物製剤導入前の精査・教育入院(7泊)なども行っています。

対応症状・疾患

対応症状(こんな症状の時)

  • けがをしていないのに関節が腫れる、痛む(特に複数の関節に同時に症状が出る場合)
  • 朝方に手の指が握りにくくなる(朝のこわばり)
  • 抗生物質が効かない発熱の持続や体重減少
  • 顔面や四肢などに原因不明の発疹や皮膚潰瘍ができる
  • リウマチ反応や抗核抗体が陽性と言われた
  • 寒冷刺激で手指が蒼白から紫色になる(レイノー現象)
  • 誘因なく発生した上腕や大腿部の筋肉痛や関節痛
  • 口腔内潰瘍や陰部潰瘍が繰り返しできる
  • 口や目の乾燥症状
  • 発熱や腹痛、呼吸時の胸の痛みなどが繰り返し起こる
  • 若年者(50歳以下)の動脈血栓症

対応疾患

疾患名 説明文
関節リウマチ 日本では人口の約0.5%(70万人)の患者さんがいると推定されており発症年齢は30-50歳代に多く1:4で女性に多い。朝の手の握りにくさや手指や足趾の関節の腫れや痛みが持続し、次第に関節の破壊や変形が起こります。早期に診断し、MTXなどの抗リウマチ薬や生物製剤で寛解を目指す治療を行うと関節破壊が予防できるようになってきています。当院では、関節エコー検査なども行い、早期診断と最新の治療が提供できるよう診療体勢を整えております。
全身性エリテマトーデス 日本では約5万人の患者さんがおり、発症年齢は20-40歳に多く、 1:9で女性に多い。発熱や関節痛、蝶形紅斑(鼻や頬に蝶のような形の赤い皮疹)や日光過敏症、白血球数の低下や血小板減少、尿蛋白や尿潜血、胸膜炎や間質性肺炎など様々な症状を起こすことがある疾患です。しかし発症の仕方は患者さん毎に異なるため、その症状に合わせて適切にステロイドや免疫抑制剤で治療することが必要です。
シェーグレン症候群 日本にはおよそ10万人の患者さんがおり、発症年齢は40-60歳代で、1:14で女性に多い。ドライマウスやドライアイ、関節痛、血球減少、間質性肺炎などの症状がみられます。他の膠原病との合併や悪性リンパ腫を合併する時はその疾患に準じた治療が必要です。
強皮症(全身性硬化症) 日本には約1.6万人の患者さんがおり、好発年齢は40歳代で、1:7で女性に多い。皮膚の硬化やレイノー現象、関節痛、消化管の運動機能障害などの症状が多い。間質性肺炎や肺高血圧症の合併にも注意が必要です。
多発性筋炎・皮膚筋炎 大多数の患者さんが近位筋(大腿部や上腕、頸部の筋肉)に痛みや疲れやすさ、脱力が出現します。皮膚には上眼瞼の浮腫性の紫色の皮疹(ヘリオトロープ疹)や手指の関節背面に少し隆起した紫紅色の皮疹(ゴットロン徴候)、前頸部から上胸部にかけての紅斑(V徴候)などがみられることもあります。悪性疾患や間質性肺炎の合併に注意が必要です。
血管炎症候群 侵される血管のサイズにより症状も異なりますが、抗生剤が無効な発熱や体重減少が続き、血尿や蛋白尿、腎機能障害の進行、間質性肺炎や肺胞出血、紫斑や皮膚潰瘍、手足のしびれ、腹痛や下血、脳梗塞などの様々な症状がみられることがあります。
抗リン脂質抗体症候群 多彩な動・静脈血栓症や習慣性流産、血小板減少などをきたす疾患で、特に50歳未満の動脈血栓症にはこの疾患を疑う必要があります。診断には1998年の国際抗リン脂質抗体シンポジウムで提唱された診断基準(Sapporo-Criteria)のシドニー改訂版を用います。
ベーチェット病 繰り返すアフタ性口腔内潰瘍、陰部潰瘍、毛嚢炎や結節性紅斑、ぶどう膜炎を4大主症状とする疾患です。消化管潰瘍や中枢神経症状や血管炎を合併することもあります。
成人発症スティル病 抗生剤が無効の発熱や咽頭痛、肝機能障害、発熱時に出現し解熱すると消失するサーモンピンク色の皮疹、関節痛などの症状があり、高度の炎症反応(CRPや白血球数の増加)やフェリチンの高値を認めるが、通常リウマチ因子や抗核抗体は陰性であるのが特徴です。
リウマチ性多発筋痛症 高齢者に誘因なく急に頸部や肩周囲、大腿部や腰部のこわばり感と痛み、微熱、倦怠感、食欲不振、関節痛などの症状が出現します。同時にCRPや赤沈などの炎症反応が高値となりますが、自己抗体は陰性で、少量のステロイドが著効することが多い疾患です。時に悪性腫瘍が隠れていることがあるので注意が必要です。

知ってほしいリウマチ・膠原(こうげん)病 2012年8月1日から2013年3月6日まで北海道新聞に連載

外来担当医表

 
午前 笠原 英樹 坊垣 幸 笠原 英樹 坊垣 幸 坊垣 幸
小池 隆夫
坊垣 幸
(新患外来)
佐藤 太貴
(新患外来)
冨田 智子
(新患外来)
冨田 智子
(新患外来)
笠原 英樹
(新患外来)
午後 小池 隆夫
(予約外来)
笠原 英樹
(予約外来)
坊垣 幸
(予約外来)
笠原 英樹
(予約外来)
 

スタッフ紹介

氏名 小池 隆夫(こいけ たかお) 小池 隆夫
役職 病院長
資格 医学博士
日本内科学会 内科認定医
日本リウマチ学会 指導医
日本糖尿病学会 専門医
氏名 笠原 英樹(かさはら ひでき) 笠原 英樹
役職 部長
専門分野 内科一般、リウマチ・膠原病
資格 医学博士
日本内科学会 総合内科専門医
日本内科学会 研修指導医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医
日本感染症学会 ICD
氏名 坊垣 幸(ぼうがき みゆき)
役職 医長
専門分野 リウマチ膠原病内科一般
資格 医学博士
日本内科学会 認定内科医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医
氏名 冨田 智子(とみた ともこ)
役職 医師
専門分野 リウマチ膠原病内科一般
資格 日本内科学会 認定内科医
氏名 佐藤 太貴(さとう たいき)
役職 医師

診療実績

  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
外来延べ患者数 7,435 6,872 8,585 8,161 9,413 9,522
入院延べ患者数 3,295 2,599 3,129 3,159 3,628 3,494
入院患者数(人) 143 168 145 170 197 158
平均年齢(歳) 62.9 63.7 60 59.9 58.7 60.3
平均在院日数(日) 23 16.5 21.3 21.4 19.3 20.6