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(4)症状 朝のこわばり有無重要

「関節が痛いので近所のお医者さんのところで診てもらったら、血液検査で『リウマチの数値』が高いので、リウマチの可能性がありますと言われました」。私の外来に、このような理由で来院される方がたくさんおられます。

「リウマチの数値(リウマチ因子のこと)」についてはまたの機会に触れますが、私はまず「朝に関節のこわばりがあるかどうか」をうかがいます。関節リウマチの最大の特徴は朝起きてから1時間くらい、「朝のこわばり」がでることです。普通、重いかばんなどを持った後はしばらく拳が開けなくなったりしますが、それと似た感覚です。

これは全身の関節に現れますが、特に手の指の第二・第三関節(爪に最も近い部分が第一関節、ついで第二・第三・手首と向かいます)が最も気がつきやすい部位です。それも左右対称に出てきます。

それとともに、「どことなく気分がすぐれない」「だるい」「微熱が続く」「食欲が無い」「体重が減った」のような症状がみられますが、仕事で忙しかったり、ストレスがあったり、風邪かなと思うこともあります。関節リウマチは30代から50代、それも女性が男性の4倍多くかかりますので、日常の子育てや家事で忙しくて気がつかないこともあります。

「朝のこわばり」が出るようになると、関節には痛みや腫れを伴ってきます。特に手の指の第二・第三関節に現れます。初めは関節を動かしたときに痛む「運動痛」、続いて何もしてなくても持続的に痛む「自発痛」が出てきます。同時に関節を指で押すと痛みを感じる「圧痛」が出て、そのころは関節が腫れ上がり、ゴムまりのような感じがするようになります。

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