札幌病院


札幌病院ホーム > 診療部門・診療支援部門 > リウマチ膠原病内科 > (1)「名前は聞くが…」 診断、治療 どんな病気?


(1)「名前は聞くが…」 診断、治療 どんな病気?

「お医者さんに『膠原(こうげん)病の疑いがある』と言われました」。あるいは「関節が痛いがリウマチかどうか調べてほしい」と私の外来に心配そうに、時には悲愴(ひそう)なお顔をされて受診される方がたくさんいます。

「ご近所の○○さんがリウマチだそう」「歌手の△△さんが膠原病なんですって」。週刊誌やテレビ、新聞などでも時々取り上げられることがあります。私の病院にも「リウマチ膠原病内科」があり、私も診療しています。

「リウマチ」「膠原病」。字面から、いかにも「難しそうな病気」「治りにくい病気」の感じがします。高血圧、糖尿病、脳卒中、肺炎などは、ほとんどの方が聞いたことがあると思います。でも「リウマチ」「膠原病」について、どこまでご存じでしょうか。「症状は」「診断は」「治療法は」「不治の病ですか」「子供は産むことができますか」「遺伝するのでしょうか」「原因は」などなど。知らないことばかりではないでしょうか。

そもそも「リウマチ」「膠原病」とはどのような病気なのでしょうか。結論から申し上げますと「リウマチ」「膠原病」という病気は存在しないのです。「リウマチ」や「膠原病」は糖尿病、高血圧、肺炎などのように特定の病気を指す言葉ではありません。

「膠原病」は症状に共通点を持つ病気の「グループの総称」です。このグループには関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、血管炎などが含まれます。関節リウマチが簡略されて世間では「リウマチ」と呼ばれています。

ますます混乱しそうですが、次回からはもう少し分かりやすくご説明いたします。

知ってほしいリウマチ・膠原(こうげん)病 コンテンツ一覧

北海道新聞社許諾 D1304-9904-00008946